
プロジェクトの詳細
はじめに

はじめまして。ミャンマー剣道部の小林と申します。
現在、共に剣道をしているミャンマー人の仲間たちが、2026年5月に第1回 アジア・オセアニア剣道選手権大会(日本・東京武道館開催)への出場を目指しています。
本大会は、アジア・オセアニア地域における剣道の新たな歴史の始まりとなる、記念すべき初の国際大会です。
しかし、ミャンマーの選手たちは政治・経済情勢の影響などもあり、金銭的余力のみならず様々な要因によって、日本へ渡航することが非常に困難な状況にあります。
そこで本プロジェクトでは、アジア・オセアニア大会のための**日本への渡航費**を集める目的で、クラウドファンディングを実施します。
日本の武道を愛し、日々稽古を重ねるミャンマーの若者たちに、 「本場・日本で剣道に挑戦する機会」を届けたい。
この歴史的な舞台への挑戦を、ぜひ応援していただけませんか。
ミャンマー剣士たちを取り巻く課題

※寄贈された中古の防具
ミャンマーでは、スポーツや武道に対する支援環境がまだ十分ではありません。
特に剣道のような競技は、以下のような課題を抱えています。
- 防具・竹刀などの用具が不足している
- 指導者が限られている
- 国際大会への参加機会が極めて少ない
さらに近年は政治・経済情勢の影響により、
- 海外渡航のハードルが上昇
- 不安定な情勢もあり競技を継続するための環境が不安定
といった状況が続いています。
その結果、努力を続けていても、その練習の成果を発揮する機会が得られないという課題があります。
今回の挑戦の背景

ミャンマーでは、かつて約40名ほどが集まり、活発に剣道の稽古が行われていました。しかし現在は、情勢悪化による指導者の帰国、ミャンマー人の海外移住などにより、人数も減少、その環境は大きく変化しています。
それでもなお、剣道を続けている若者たちがいます。
彼らは、
仕事や学業の合間を縫って稽古に通い、
日本から寄贈された防具を大切に使い、
自分たちで研究を重ねて技を磨いています。
また、これまでミャンマーで剣道を続けてきた若者の中には、日本に留学し、現在は日本で日本人以上に熱心に稽古に取り組んでいる選手も出てきています。
限られた環境の中でも努力を続けてきた経験が、国を越えて実を結び始めています。
「いつか日本で剣道をしてみたい」
その言葉を、何度も聞いてきました。この想いに応えたい――それが、このプロジェクトの原点です。
この大会の特別な意味
今回の大会は、単なる国際大会ではありません。2025年に設立された「アジア・オセアニア剣道連盟(AOKF)」による、初めての公式国際大会です。
これまでアジア・オセアニア地域には統括する連盟が存在せず、 今回の設立は、剣道の国際的な発展における歴史的な一歩となります。本大会には、日本をはじめ、東南アジア・オセアニア・中央アジアなど、 23の国と地域から剣士が集結する予定です。
そして、この大会にはミャンマーにとって特別な意味があります。
これまで世界各国で開催されてきた剣道の世界大会において、 ミャンマーが出場する機会はありませんでした。そのような中で今回の大会は、ミャンマーの選手たちにとって、 初めて日本の国際舞台に立つことができる貴重な機会となります。
さらに本大会は、日本代表も最強の布陣で臨むことが想定されており、世界トップレベルの剣道を間近で体感し、同じ舞台で剣を交えることができる、極めて価値の高い機会です。
これまで積み重ねてきた努力を、日本という本場の地で発揮し、自分たちの実力を試す。
そしてその経験を通じて、自らの成長を実感する。
この挑戦は、ミャンマーの選手たち一人ひとりにとって、そしてミャンマー剣道の未来にとっても、大きな転機になると信じています。
このプロジェクトで実現したいこと

本プロジェクトでは、ミャンマーの剣道チームが日本で開催される国際大会に参加できるよう、渡航費を支援します。
これまで彼らは、厳しい社会情勢の中にあっても、剣道と真摯に向き合い、日々の稽古を積み重ねてきました。しかし、その努力を大きな舞台で発揮する機会は決して多くありません。
だからこそ、日本という本場の地で、自分たちが積み上げてきたものを思い切りぶつけられる場を届けたいと考えています。これまでの努力や挑戦が、確かな手応えとして実感できる機会になること。そして、その経験が、彼らにとって「頑張ってきてよかった」と思える一歩になることを願っています。
今回の挑戦は、単なる大会参加ではなく、これまでの努力を形にし、次へとつなげるための大切な機会です。
日本での大会参加や交流を通じて、剣道の本質や文化に触れ、世界とのつながりを実感することは、選手一人ひとりの成長につながると信じています。









