投資型クラウドファンディングサイト比較!【2025年版】

投資型クラウドファンディング

クラウドファンディングには様々な形式がありますが、今回ご紹介するのは投資型クラウドファンディングです。

投資型クラウドファンディングは投資型の中でもソーシャルレンディングとも言われる融資型、未上場企業の株に投資ができる株式型、多種多様なファンドに投資ができるファンド型と3種類のクラウドファンディングに分かれます。

さらに、不動産クラウドファンディングというものもありますが、これは別のページにて詳しく紹介していますので、こちらからご覧ください。

これらの投資型クラウドファンディングでは、よりビジネスライクにクラウドファンディングを行うことができることから多くの投資家から注目されています。
また、投資型クラウドファンディングは、資金を必要とする企業や団体、個人事業に対し、複数の出資者が集めた資金を投資するというもので、個人でも少額、定額で投資ができるようになっていることから、投資初心者の方でも安心して運用することができます。

まずは3つの投資型クラウドファンディングについて詳しく説明していきましょう。

 

クラファン比較ポイント1 投資型クラウドファンディングの種類

種類概要
融資型クラウドファンディングを通じて事業者へ資金を貸し付けるもの。
出資者は貸し付けた金額や期間に応じて利息を受け取れる。
株式型未上場の企業に出資するリターンとして、その企業の株式を取得できるもの。
上場株式と同様に配当金や株主優待を受けられる銘柄もある。
ファンド型起案者が立ち上げたファンドに金銭的な支援を行うもの。
事業計画の達成度に応じて、支援者に金銭的なリターンがある。
中には、自社製品やサービスをリターンとして付帯するものもある。

クラウドバンク

クラファン比較ポイント2 クラファンプレイスおすすめの投資型クラウドファンディング6選

このページでは国内の主要な6サイトに焦点を絞り込んで、各サイトを比較しやすいよう、重要なポイントに分けて紹介、解説しています。

※下記で紹介している数値は各サイトが公表している数値と当サイト調べなど(2025年4月時点)を元に構成されています。

クラファンサイト利回り累計投資額運用期間形式運営会社
commosus年4.2~ 11.0%約6カ月〜1年融資型株式会社コモサス
FUNDINNO約200億円株式型株式会社FUNDINNO
年1.0~3.0%約900億円約3カ月~3年ファンド型ファンズ株式会社
年2.0~5.0%約1,000億円約5カ月~1年融資型株式会社バンカーズ
年5.82%約3,150億円約3カ月~1年融資型日本クラウド証券株式会社
株式型株式会社ユニコーン

クラファン比較ポイント3 投資型クラウドファンディングのメリット・デメリット

投資型クラウドファンディングのメリット

  • 個人でも少額から投資可能

最低投資金額を1万円と低く設定している投資型クラウドファンディングも多く、まとまった資金がなくても気軽に始めやすい投資手法です。

  • 高利回り案件が多い

投資型クラウドファンディングは、一般的な銀行や証券会社の金融商品と比べると高い利回りの案件を多く扱っている傾向があります。
利回り重視の投資家には満足度の高い投資を行うチャンスが多いです。

  • 元本の変動リスクを抑えやすい

予定の利回りがあらかじめ決まっているので、日々の値動きを振り回されずに済むのは大きなメリットです。

投資型クラウドファンディングのデメリット

  • 企業が不透明

投資型クラウドファンディングは貸金業法による規制から、融資先の企業名が公開されていないので、融資先の企業情報を知ることができません。
そのため、仲介となる運用するクラウドファンディング会社の審査に成功がかかっています。従って、担保や保証のついている安全性の高い投資案件を選ぶ必要があり、慎重に判断することが重要です。

  • 損失額のコントロール範囲

投資型クラウドファンディングは、融資先の会社が倒産した時に損失を伴い、またその損失を補えるのが担保もしくは連帯保証のみであるため、それらをどこまで取られるか否かは運用会社に掛かっています。ゆえに、自分で損失額をコントロールすることや、自分がいくら損失したのかの額を計り知ることができないため、株と異なったリスクを負うこととなります。

  • 元本の変動リスクを抑えやすい

予定の利回りがあらかじめ決まっているので、日々の値動きを振り回されずに済むのは大きなメリットです。

 

投資型クラウドファンディング スタイル別のメリット・デメリット

対象メリットデメリット
融資型起案者融資を受けやすい
銀行に比べて、短い期間で資金調達ができる
PRの機会を創出、認知向上につながる
支援者少額から投資ができる
運用の手間が少ない
相対的に高い運用利回りが期待
まだ知られていないような新しい事業やサービスを知り、応援する機会がある
途中解約ができない
運営会社が倒産するリスク
融資先が倒産するリスク
株式型起案者
支援者個人投資家でも未公開株式を取得できる
イグジット時に大きなリターンを得られる
エンジェル税制の優遇を受けられる
リターン最優先で投資を考えない
資金回収のリスク
流動性が低い
投資先企業の倒産リスク
投資制限がある
ファンド型起案者第二種金融商品取引業の登録が必須
支援者少額から投資可能
魅力的なリターンを期待できる
新しい事業を応援できる
事業の成否でリターンが変わる
配当金を受け取るのがプロジェクト完了後
資産運用の不透明
分配金が変動する
元本割れのリスク
事業失敗のリスク
詐欺のリスク

投資型クラウドファンディングの流れ

  • クラウドファンディングサイトの選定
    プラットフォームごとにコンセプトが異なり、扱っている案件の種類や条件もさまざま。公開されている案件や利回り、手数料などをチェックして自分の投資スタイルにあったプラットフォームを選ぶことが大切です。
  • 会員登録
    クラウドファンディングサイトを選んだら、手順に沿って会員登録します。
  • 口座開設
    会員登録が完了したら、クラウドファンディングサイトで口座開設します。基本的にはWeb上で手続きで完了しますが、開設までに1〜2週間程度要します。
    登録の際は個人情報の入力のほか、写真付きの本人確認書類のアップロードを求められるのが一般的なので、手元に準備してから手続きするとスムーズです。
  • 口座に資金を入金
    口座開設が完了したら、口座残高から支払われますので投資資金を入金しましょう。これを済ませていないと案件に申し込めないので、先に入金を済ませておきましょう。
  • 投資案件の選定
    全ての準備が整いましたら、クラウドファンディングサイトから利回り・最低投資金額・運用期間などの判断材料を集め投資したい案件を選んでいきましょう。

投資型クラウドファンディングのまとめ

投資型クラウドファンディングは比較的利回りの高い案件が多いのは確かです。

また、最低投資金額を1万円~に設定している投資型クラウドファンディングサイトも多く、
まとまった資金が用意できない場合でも気軽に始めやすいメリットがあります。

あらかじめ予定の利回りが決まっていることから、日々の値動きを追わずに済むのも利点といえるでしょう。

あなたの余剰資金や生活スタイルなどに合わせて、投資型クラウドファンディングサイトを選定して、
安心して利益を確保してみてはいかがでしょうか?

 

 

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