
クラウドファンディングには様々な形式がありますが、今回ご紹介するのは投資型クラウドファンディングです。
投資型クラウドファンディングは投資型の中でもソーシャルレンディングとも言われる融資型、未上場企業の株に投資ができる株式型、多種多様なファンドに投資ができるファンド型と3種類のクラウドファンディングに分かれます。
さらに、不動産クラウドファンディングというものもありますが、これは別のページにて詳しく紹介していますので、こちらからご覧ください。
これらの投資型クラウドファンディングでは、よりビジネスライクにクラウドファンディングを行うことができることから多くの投資家から注目されています。
また、投資型クラウドファンディングは、資金を必要とする企業や団体、個人事業に対し、複数の出資者が集めた資金を投資するというもので、個人でも少額、定額で投資ができるようになっていることから、投資初心者の方でも安心して運用することができます。
まずは3つの投資型クラウドファンディングについて詳しく説明していきましょう。
| 種類 | 概要 |
| 融資型 | クラウドファンディングを通じて事業者へ資金を貸し付けるもの。 出資者は貸し付けた金額や期間に応じて利息を受け取れる。 |
| 株式型 | 未上場の企業に出資するリターンとして、その企業の株式を取得できるもの。 上場株式と同様に配当金や株主優待を受けられる銘柄もある。 |
| ファンド型 | 起案者が立ち上げたファンドに金銭的な支援を行うもの。 事業計画の達成度に応じて、支援者に金銭的なリターンがある。 中には、自社製品やサービスをリターンとして付帯するものもある。 |
このページでは国内の主要な6サイトに焦点を絞り込んで、各サイトを比較しやすいよう、重要なポイントに分けて紹介、解説しています。
※下記で紹介している数値は各サイトが公表している数値と当サイト調べなど(2026年4月時点)を元に構成されています。
| クラファンサイト | 想定利回り | 投資額 | 運用期間 | 形式 | 運営会社 |
![]() | 年6.01% | 約3,306億円 | 3カ月~1年 | 融資型 | 日本クラウド証券株式会社 |
![]() | 年4.2~ 11.0% | 非公開 | 3カ月〜2年 | 融資型 | 株式会社コモサス |
![]() | 年11.5~15% | – | 1ヶ月~6ヶ月 | 事業投資型 | ミラリタ株式会社 |
![]() | – | 非公開 | – | 株式型 | 株式会社ユニコーン |
![]() | – | 約200億円 | – | 株式型 | 株式会社FUNDINNO |
![]() | 年1.0~4.6% | 約900億円 | 3カ月~3年 | ファンド型 | ファンズ株式会社 |
投資型クラウドファンディング スタイル別のメリット・デメリット
| 対象 | メリット | デメリット | |
| 融資型 | 起案者 | 融資を受けやすい 銀行に比べて、短い期間で資金調達ができる PRの機会を創出、認知向上につながる | |
| 支援者 | 少額から投資ができる 運用の手間が少ない 相対的に高い運用利回りが期待 まだ知られていないような新しい事業やサービスを知り、応援する機会がある | 途中解約ができない 運営会社が倒産するリスク 融資先が倒産するリスク | |
| 株式型 | 起案者 | ||
| 支援者 | 個人投資家でも未公開株式を取得できる イグジット時に大きなリターンを得られる エンジェル税制の優遇を受けられる | リターン最優先で投資を考えない 資金回収のリスク 流動性が低い 投資先企業の倒産リスク 投資制限がある | |
| ファンド型 | 起案者 | 第二種金融商品取引業の登録が必須 | |
| 支援者 | 少額から投資可能 魅力的なリターンを期待できる 新しい事業を応援できる | 事業の成否でリターンが変わる 配当金を受け取るのがプロジェクト完了後 資産運用の不透明 分配金が変動する 元本割れのリスク 事業失敗のリスク 詐欺のリスク |
- 1クラウドファンディングサイトの選定
- プラットフォームごとにコンセプトが異なり、扱っている案件の種類や条件もさまざま。公開されている案件や利回り、手数料などをチェックして自分の投資スタイルにあったプラットフォームを選ぶことが大切です。
- 2会員登録
- クラウドファンディングサイトを選んだら、手順に沿って会員登録します。
- 3口座開設
- 会員登録が完了したら、クラウドファンディングサイトで口座開設します。基本的にはWeb上で手続きで完了しますが、開設までに1〜2週間程度要します。
登録の際は個人情報の入力のほか、写真付きの本人確認書類のアップロードを求められるのが一般的なので、手元に準備してから手続きするとスムーズです。
- 4口座に資金を入金
- 口座開設が完了したら、口座残高から支払われますので投資資金を入金しましょう。これを済ませていないと案件に申し込めないので、先に入金を済ませておきましょう。
- 5投資案件の選定
- 全ての準備が整いましたら、クラウドファンディングサイトから利回り・最低投資金額・運用期間などの判断材料を集め投資したい案件を選んでいきましょう。
投資型クラウドファンディングに投資した場合、エンジェル税制の対象になり優遇措置を受けることができる可能性があり、節税効果が期待できます。
エンジェル税制を利用すると、確定申告時に控除を受けられる可能性があり所得税や住民税を減税することができます。
※エンジェル税制とは、ベンチャー企業などに投資した投資家に税制上の優遇措置を行うという制度のことで“投資時点”と“株式売却時点”の2種類の優遇措置があります。
【エンジェル税制の優遇措置A】
設立5年未満の企業に投資した場合、「対象企業への投資額-2000円」をその年の総所得金額から控除できる。総所得金額×40%か1000万円のいずれか低い方が控除対象となる投資額の上限。
【エンジェル税制の優遇措置B】
設立10年未満の企業に投資した場合、対象企業への投資額すべてをその年の他の株式譲渡益から控除でき、控除対象となる投資額の上限はなし。
投資型クラウドファンディングは比較的利回りの高い案件が多いのは確かです。
また、最低投資金額を1万円~に設定している投資型クラウドファンディングサイトも多く、
まとまった資金が用意できない場合でも気軽に始めやすいメリットがあります。
あらかじめ予定の利回りが決まっていることから、日々の値動きを追わずに済むのも利点といえるでしょう。
あなたの余剰資金や生活スタイルなどに合わせて、投資型クラウドファンディングサイトを選定して、
安心して利益を確保してみてはいかがでしょうか?







