現在(2025年4月)、日本国内のクラウドファンディングサイトは小規模のサイトも含むと150サイト以上存在しています。
その中から自分に適したクラウドファンディングサイトを選ぶのはなかなか難しい作業となります。
さらに、大手のクラウドファンディングサイトの中でも購入型、寄付型、ふるさと納税型、融資型・投資型、不動産型など細分化されており、年々選びにくさが増しているのが現状です。
このページでは国内の主要な16サイトに焦点を絞り込んで、各サイトを比較しやすいよう、重要なポイントに分けて紹介、解説しています。
その前に、クラファン用語として押さえておきたい3つのキーワードを紹介します。
- 起案者:クラファンで資金調達などを目指すプロジェクトの発案者のことを指し、資金援助を受ける側の個人や団体。
- 支援者:起案者が各クラファンサイトで公開しているプロジェクトに対し、資金を支援する側の人。
- リターン・返礼品:起案者のクラウドファンディングが成功した際などに支援者にお礼として渡す、商品やサービスなど。
このページではまずこの3つのキーワードを覚えておいてください。
下記の様々な側面から比較したコンテンツを確認していただき、あなたに最適なクラウドファンディングサイトを選択して、あなたのクラウドファンディングを成功させてください。
※下記で紹介している数値は各サイトが公表している数値と当サイト調べなど(2025年4月時点)を元に構成されています。
国内のクラウドファンディングサイトは基本的に初期費用、掲載費用などは掛からないケースが多く、資金調達額に対して一定の割合が手数料としてかかります。
プロジェクトが成功した場合のみに成功報酬として手数料が発生するという仕組みです。
手数料のシステムなど、クラウドファンディングサイトごとで異なりますので、各サイトにて十分に確認の上、サイト選定のひとつの要素としてお考え下さい。
手数料に関しては大体いずれのクラウドファンディングサイトも9%〜20%前後くらいの手数料がかかってくるのが一般的です。この手数料は、クラウドファンディング成立後に調達金額から差し引かれる形が多いです。
また、クラウドファンディングサイト選定においては、その成功率も大事です。国内のクラウドファンディングの成功率は大体30%前後とされています。
もちろん、成功率だけでサイト選定するのは好ましくはありませんが、これもひとつの指針としてお考え下さい。
さらに各サイトごとのユーザー数も気になるポイントではあります。絶対数が多いのは大事ですが、それがプロジェクトのターゲット層と合っているかも大切です。ターゲットが合わないユーザーが1万人いても意味がないからです。
あなたのプロジェクトがどのクラウドファンディングサイトに合っているか、あくまで参考値のひとつしてご参照ください。
次にクラウドファンディングサイトを選ぶときに参考にしたいのが、そのサイトの実績としてとても分かりやすい「通算支援者数・累計支援総額・通算プロジェクト数」です。
やはりプロジェクト成功のためには支援者数は多ければ多いに越したことはありません。支援者が多ければ、それだけ応援してくれる支援者の絶対数が多いということになります。
支援者の方が情報を拡散してくれたり、SNSなどで紹介してくれることも成功の大きな要因となります。
また、累計支援総額も最もわかりやすい実績ではあるので、参考値のひとつになりうるでしょう。
支援総額が多ければそれだけ人がそこに集まっているという指針になります。
最後に通算プロジェクト数ですが、こちらも成功しても失敗してもその会社の経験値になるので、良いアドバイスをもらえるはずです。
これら3つの実績を参考にして、クラウドファンディングサイトの選定に役立ててください。
ただし、それぞれ情報公開していない会社も多いので、あくまで当サイト調べとなります。