認定NPO法人こまちぷらすは、「子育てをまちの力で豊かに」を目指し、2012年より地域に根差した活動を展開しています。子育てを一人や家族だけで抱え込むのではなく、地域全体で子どもを育む温かい社会の実現を目指し、2020年に「2030年」を見据えたビジョンを描いて、その実現に向けて歩んでいます。
また、「ウェルカムベビープロジェクト」では、地域の方々や企業と連携し、赤ちゃんを迎えるご家庭に「出産祝い」をお届けすることで、「赤ちゃんウェルカム」な文化を育んでいます。全国に広がりを見せるこの活動も、皆様からのご寄付とご協賛によって支えられています。今年も戸塚区では約800のご家庭にお送りすることを目指しており、皆さんからのご支援をお願いしています。
さらに、新たな挑戦として、子どもたちの「知りたい」を、まちの大人たちとの出会いの中で探求できる「こまちスクール」の立ち上げに向けて動き始めます。過去に二度、構想したものの実現には至りませんでしたが、2025年度はいよいよ体験プログラムを開始します。この新たな挑戦にも、皆様の温かいご支援と応援が必要です。
2030年のビジョン実現には、柔軟で強い組織体制と、多くの皆様のご支援と応援が不可欠です。こどもの誕生がまちに祝福され、地域との繋がりのなかで子どもを育てることができる社会を、皆さんとご一緒に創っていきたいと願っています。頂戴したご寄付は、カフェにおけるつながりづくり、ウェルカムベビープロジェクトにおける無料の出産祝いのお届け、「こまちスクール」の実現のための活動を中心に、大切に活用させていただきます。子どもたちが笑顔で成長できる豊かなまちを共に創るために、ご支援をよろしくお願いします。
皆さんのご寄付によって「2030年のビジョンの絵」に近づくことができます。
ストーリー
なぜ「今」クラファンをするのか ~ 子育てをまちの力で豊かに ~
私たち認定NPO法人こまちぷらすは、「子育てをまちの力で豊かにしていく」ことを目指し、2012年から活動を続けてまいりました。保護者や家族だけで抱え込むのではなく、まちの人とともに子どもを育むことが当たり前になる社会。そんな温かい社会の実現を目指しています。
2020年には、2030年までに見たい景色を一枚の絵に描きました。
おかげさまで、皆様のご支援により、この絵の半分がすでに形となっています。こよりどうカフェの開設やお惣菜お届け事業の開始など、一歩ずつ、理想の社会に近づいています。※この2030年の絵の詳細はこちらをご覧ください。
これまでつくってきたこと、そして継続への挑戦
カフェ型居場所~「豊かな関わり合い」を守り育むために
こまちカフェやこよりどうカフェは、単なる飲食店ではありません。地域に暮らす様々な人々が気軽に立ち寄り、安心して語り合える、かけがえのない居場所です。ここでは、不登校のお子さんを抱える親御さんの不安、子どもの発達に関する悩み、介護と育児の両立の苦労など、誰かに話を聞いてほしいこと、共有したい想いを安心して打ち明けられます。
また、得意なことや好きなことを通して誰かと繋がり、自分らしい心地よい居場所を見つけたり、地域に根差して暮らしている実感を得たりと、「場」との関わり方は一人ひとり異なります。それぞれのペースで、自分と人、そしてまちとの繋がりを育んでいかれる、そんな温かい空間を提供しています。
しかしながら、この大切な居場所を維持していくことは決して容易ではありません。カフェの飲食代や物販の売り上げだけでは、運営費のすべてを賄うことが難しくなってきています。2024年度は、仕入れ価格や光熱費の高騰、最低賃金の上昇といった厳しい状況が重なり、一部メニューの値上げも余儀なくされました。それでも、可能な限り価格転嫁の範囲を抑え、運営体制やコストの見直しを図るなど、様々な工夫を重ねています。
これからも、この「豊かな関わり合い」「学び合い」「応援しあう」関係性を育み続ける場であり続けるために、皆様からの温かいご支援が不可欠です。