夜のユースセンターを利用する若者に、白米たくさん食べれるようにしたい。

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このクラウドファンディング終了まで、あと10日です

夜のユースセンター

もうないの?

工藤家が男児4人になって約10年、おかげさまでみんな健康に育っています。夫婦二馬力ではまったくまわせないところですが、親族や知人・友人、職場や地域の方々の力を借りながら、子育てしています。全員が運動が好きで、毎日それぞれが選んだスポーツを頑張っています。親としては食事と睡眠は大事だよ、と言ってきたつもりですが、スポーツも本格化してくると「食トレ」が出てきます。もちろん、それでも食べない子は食べないでしょうが、成長と意識の変化によってやはり食べるようになります。

食費は、子どもの食べる量と費用で変動しますが、昨年より、少しずつ食料、食材の価格があがり、「ちょっとずつ高くなっているな」と思っていました。しかし、お米の価格が一気に高くなったことで、食費にかかる費用が激増しています。

1日5合だったものが、7合となり、10合になり、気が付くと炊飯器をのぞく子どもから「もうないの?」と言われたり、お米を炊こうと思ったら米びつが空っぽだったりと、その消費量も増えて、毎週のようにお米を買いに行く日々です。

Note:

自分の子どもはなんとかしたいけど、自分の子どもでなくてもなんとかしたい

2020年5月に、育て上げネットでは「夜のユースセンター」という、自宅に居場所がない、家に帰りたくない若者たちのための夜間帯の居場所を作りました。安心していられる、安全な場所。そこではゲームや音楽など自由に過ごせます。ひとりで過ごしてもよいですし、みんなで過ごしてもよい場所です。そして、夕食を食べることもできます。夕食は、地域の個店に依頼をして、しっかりした、美味しいものを作っていただいています。

しかし、開所当初は毎回の利用者数が10-15名程度だったものが、いま50名を超える日も日常になりつつあります。10代、20代という食べ盛りで、お腹も空きます。自宅でご飯が出る若者もいますが、土曜日の夜に居場所に足を運ぶ若者たちです。全員ではありませんが、一日一食であったり、暖かい食事を家族や友人と食べることがほとんどないという若者もいます。

●夜のユースセンターの様子はこちらから見ることができます。

週に一回かもしれませんが、夜のユースセンターを楽しみに、そこでの夕食を期待してくれている若者もいると思います。さまざまなおかずから選べるお弁当の日もありますが、人気なのはカレーなどです。山盛りご飯にかけて食べる。おかわりする。そして、美味しいと言ってくれます。

そういう場所ではありますが、やはり物価高騰の影響を受けています。一人あたりの費用もあがり、特にお米が想像以上に高くなっています。カレーが少し残っていても、ご飯がないと「もう大丈夫です」と言ったりします。

現実的に、僕らもかけられる資金には限界があり、お腹いっぱいにしてあげたいのですが、お米の消費量もみなければならないことがあります。自分の子どももお腹いっぱい食べられるようにしたいですけれど、自分の子どもでなくてもなんとかしたいです。

48歳の誕生日、若者たちのお腹いっぱいのために寄付を募ります

いつの間にか48歳になりますが、やっていることはあまり変わっていません。もし、少しだけ余裕があれば、若者たちのお腹を満たすため、僕のバースデードネーションを通じてご寄付をお願いいたします。

目標金額もないのですが、48歳で法人21年目、「4×8×21=672」なので672円を目標金額にしています。お預かりした寄付は、夜のユースセンターのなかで、お米を買わせていただき、なくなるまで若者たちに食べてもらいます。もしかしたら、お米以外の食べ物にも使わせていただくかもしれません。そこらへんは現場の職員に託していただけると嬉しいです。

誰もが大変ですが、若者たちのお腹いっぱいを少しでも作ってあげたいです!

 

 

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