
プロジェクトの詳細

「66年続いた町中華を、71歳の女将さんともう一度。」
はじめまして。株式会社FU-DO代表の松島亘です。
千葉県柏市、柏駅西口のすぐ近くに、昭和35年から66年間続いてきた町中華「中華一番」がありました(8/15に閉店)

長年この店を守ってきたのが、71歳になる女将さんです。
今回、店を閉じることを知り、小さい頃から中華一番の味で育っていた方から「なんとか続ける方法はないかな・・・」と私に相談がありました。
私も地元民ですので何度か伺ってはいましたが相談があってから2日連続でランチを食べに行き、悔やまれている方、悲しまれている方たちの姿、いかに女将さんがお客様から愛されているのかを見て「残したい。」と思うようになりました。
そして、女将さんにお気持ちを聞きました。
「可能であれば続けたい。」
そのお言葉を聞いて僕たちFU-DOがこの店を引き継ぎ、また女将さんと中華一番をやっていくことを決めました。

新しい店につくり変えたいわけではありません。
女将さんと一緒に、これまでの味、雰囲気、常連さんとの関係を残しながら「中華一番」を復活させたい。
66年で終わらせず、67年目へ。そして、その先の未来へ。
そのためのプロジェクトです。
解決したい課題
街から「昔からある店」がなくなっていく。
店主の高齢化や後継者不足によって、地域で長く愛されてきた個人店が閉店していくケースが増えています。
でも、失われるのは一軒の飲食店だけではありません。
そこには、長年守られてきた味があります。
いつもの席があります。
店主と常連さんとの会話があります。
子どもの頃に家族と食べた記憶や、仕事帰りに立ち寄った思い出があります。
一度なくなってしまえば、同じ内装や同じ料理を作ったとしても、その「時間」までは取り戻せません。
中華一番にも、66年という時間があります。
だから僕たちは、古くなったから新しくするのではなく、残すべきものを残しながら次の世代へ渡す方法をつくりたいと考えています。
この課題に向き合う背景
僕たちFU-DOは、美容室を中心に柏・我孫子で事業をしています。
そんな中で今回、実際に女将さんと話して分かったのは、71歳になった今も、
「まだ働きたい」
「常連さんに会いたい」
「この店を続けたい」
という想いを持っていることでした。

そこで僕たちは考えました。
だったら、女将さんが辞めて新しい店をつくるのではなく、このお店を3代目として残してきてくれた女将さんと一緒に中華一番を復活させればいい。
僕たちは飲食店の歴史を持っていません。
でも、人を採用し、育て、チームをつくり、事業を続けてきた経験があります。
その力を使って、女将さんが守ってきた中華一番を続けてもらいたい。
それが、この挑戦の始まりです。
このプロジェクトで実現したいこと
目指しているのは、単なる「中華一番の再オープン」ではありません。
昼は、これまでの「中華一番」。
女将さんにも引き続き店に立ってもらい、町中華らしいメニュー、餃子、ラーメン、チャーハンなど、これまで愛されてきた味をできる限り残します。
内装も全部を新しくするのではなく、66年間積み重なってきた雰囲気を残しながら、本当に必要な部分だけを改修します。
そして夜は、新しい挑戦として「夜一番」を始めます。
こだわったお酒、おばんざい、餃子、おでん、チャーシューエッグ、〆のラーメンなどなど。
仲間が集まって飲んだり、スポーツ観戦したり、カラオケを楽しんだりできる場所にします。
昼と夜は別々ではありません。
昼に仕込んだ餃子やチャーシューを夜でも提供し、夜のスタッフは翌日の昼営業の女将さんの仕込みを手伝い負担を軽減させる。
昼が夜を支え、夜が昼を支える。
この仕組みによって、71歳の女将さん一人に負担をかけることなく、中華一番を持続可能な店へ変えていきます。
目標はただ一つ。
「66年を67年にする。」
そして67年を68年、70年、80年へ。

いつか僕たちの子どもたちの世代にも、「中華一番って昔からあるよね」と言ってもらえる店にしたいと思っています。









