
はじめに
はじめまして。熊本県八代市でからし蓮根を製造している、有限会社髙見商店のアトツギ、髙見聡一郎(41歳)です。家業を継ぐために県外で修行をした後、11年前に熊本へ戻ってきました。

わたしたち髙見商店の創業は祖父が始めた1956年。約70年にわたり、熊本を代表する郷土料理「からし蓮根(れんこん)」を作り続けてきました。
おかげさまで今ではからし蓮根の最大手メーカーとして、熊本から全国へこの味をお届けできるようになりました。
そんな私たちの工場が、今回の令和8年熊本地震で大きな被害を受けました。
震度6強。新しい工場も被害を免れませんでした
2020年、髙見商店は新しい工場を建設しました。
私自身が三代目としてこれから先も家業を続け、からし蓮根を次の世代へ繋いでいくための大きな決断でした。数億円もの融資を受けて設備を整え、生産体制を拡大しスタートを切ったところでした。
しかし今回、八代を襲った震度6強の地震によって、その新しい工場も大きな被害を受けました。

特に深刻だったのが、食品工場を稼働させるために欠かせない浄化槽の被害です。

浄化槽一体の地面が大きく陥没し、液状化現象で水が溢れてしまいました。
業者さんからは、元の状態へ戻すためには約400万円の修理費用が必要になると言われています。
食品を製造する工場として、浄化槽の復旧を一日でも早く進めたいと考えています。
お盆直前に工場が止まってしまいました
地震発生後、工場は約1週間にわたって操業を停止しました。髙見商店にとって、お盆前は一年の中でも特に大きな需要期です。
熊本では、お盆で家族や親戚が集まる食卓にもからし蓮根が並びます。県外へ帰省する際のお土産として持っていかれる方もたくさんいらっしゃいます。
その時期に製造と出荷が止まり、からし蓮根だけでも約300万円の売上が失われました。

なんとか工場を再稼働させ一部の製造を再開させることができましたが、地震前の生産量にはまだ戻っていない状態です。
80人の仕事と暮らしを守りたい
今回の地震では会社だけではなく、八代地域の住宅にも大きな被害が出ました。スタッフの中にも、自宅が被災し、出勤したくても出勤できない人たちがいます。

工場を復旧させるということは、単に壊れた設備を修理することだけではありません。ここで働いてくださるスタッフ80名の仕事を守ることでもあります。できるだけ早く安心して働ける環境を取り戻したいと考えています。
これが今回、このクラウドファンディングに挑戦する大きな理由です。









