令和6年9月能登半島豪雨災害支援基金

義援金・中間支援 大注目 GIVING100

 

能登半島豪雨災害支援基金

令和6年9月に発生した石川県能登地方の豪雨災害に関する支援活動を支える基金です。 2024年10月31日までに200万円を目標にご寄付を募集します。 各機関と連携し、変化していく支援のニーズをとらえ、随時、活動団体への助成を通じて被災地支援をしていきます。 ※2024年12月までは豪雨災害への支援活動に対して助成を行いますが、2025年1月以降は震災の支援活動にも充てさせていただきます。 トップ写真提供 1、2枚目:奥田和也さん 3枚目:野水克也(ほくりくみらい基金理事)

 

9月21日、能登半島地震の被害が大きかった石川県能登地方で線状降水帯が発生し、記録的な大雨となりました。
24時間雨量は輪島市で400ミリを、珠洲市で300ミリを超え、観測史上1位を記録しました。

珠洲市、輪島市、能登町では石川県で初となる「大雨特別警報」が発表される中、河川の氾濫や土砂災害が相次いで起きています。

能登半島豪雨災害支援基金
能登半島豪雨災害支援基金

写真提供:野水克也(ほくりくみらい基金理事)

能登地方の状況

【9月21日】
・10時50分、輪島市、珠洲市、能登町に大雨特別警報が発令(石川県で初)
・輪島市長、珠洲市長、能登町長が救出・救助に関して自衛隊の派遣を要請
・石川県内で12の河川が氾濫

【9月22日】
・大雨の影響で1人死亡 、複数の行方不明を確認
・能登地方の計9か所の仮設住宅の団地で、床上浸水の被害
・輪島市の99か所(4,370人)、珠洲市の4か所、能登町の6か所が孤立状態
珠洲市で1,738戸(午前8時時点)で断水しているほか、輪島市でも断水が確認

元旦の震災後、復興に向けて歩んでいた最中の水害

今回の豪雨で被害の大きかった地域は、今年1月1日の能登半島地震の被災地と重なります。
あの震災から8ヶ月以上をかけ、みんなで励まし合いながら、復旧・復興を願い、少しずつ作業を続けてきたさなかでの豪雨に、被災者の声には疲れや悔しさがにじみます。

数百年に一度の大雨が、なぜ大地震が起きたばかりのここで今降るのか。勘弁してほしい」
(輪島市の被災者の声)

「本当にしんどい。10月からは作業ボランティアは止めて、未来をつくってく活動に移っていこうと話し合ってた3日前が嘘のよう。水害対応のボランティア活動スタートに向けて準備をはじめているけど、まだ気持ちがついていかない」
(ほくりくみらい基金の「令和6年能登半島地震災害支援基金」助成先団体の声)

今後、雨が落ち着いたときには水害復旧活動として泥のかき出し、家屋の片付けや応急対応、物資や備品の支援、ボランティアコーディネートなどの活動が求められます。
震災の支援活動と重なり本当に苦しい中、能登に暮らす方々や、支援活動にあたる方々が復興への希望を失わないよう、今すぐの支援が必要です。

ほくりくみらい基金では各機関と連携し、変化していく現地ニーズをとらえながら県内のNPO等の活動団体への助成を通じて被災地支援を行います。

 

 

https://congrant.com/project/hokurikumf/13235