認定こども園・発達相談センター建替プロジェクト
士幌町は十勝平野の北部に位置しています。
見渡す限り畑、牧場、牛、そしてその間をまっすぐ伸びていく道路。
誰もがイメージする北海道の景色が広がります。
畑作・酪農・畜産が盛んで、町の総面積の約60%を農用地として利用している純農村地帯です。
平坦な土地を活用した大規模農業が行われ、特にじゃがいも・小麦・ビート・豆の4輪作を行っており、乳牛 約18,000頭、肉用牛 約54,000頭が育てられています。
子ども達を育む新しい施設の建設を
本プロジェクトでは、未来ある子ども達を育む新しい施設の建設を目指しています!
現在のこども園の園舎では共働き世帯の増加により、未満児(0歳~2歳児)の入園が年々厳しい状況にあります。
建て替えることにより、その解消を図り、さらに町内外から多くの若い世代、子どもを育んでいただける世代を集めたいと考えています。
また、本町は、現在2050年ゼロカーボン達成に向けて動き出しました。
新しい園舎についても、環境にやさしい、Nearly ZEB(ニアリーゼブ)という手法を取り入れ、太陽光などの再エネ・断熱化及び高効率な省エネルギー設備を導入する省エネを最大限取り入れ、既存の建物から75%CO2を削減するゼロカーボンの象徴となる建物を建築予定です。
その一つとして建物の壁に垂直に一体となった建材一体型太陽光発電設備を導入する予定となっており、地面から反射した太陽光も余すことなく取り入れ、園児及び保護者へのSDGsの取り組みにつながるよう考えています。
2050年ゼロカーボンの取り組み
本町は、令和4年6月、髙木町長が「士幌町ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
令和5年4月には、環境省より重点対策加速化事業の採択を受け、町民向け・事業者向けの太陽光発電設備・蓄電池・EMS、高効率給湯器などの導入補助を開始し、CO2削減のための再エネ・省エネの取組を進めております。
また、令和6年度より町内公共施設においては、オンサイトPPA方式による再生可能エネルギーの導入(太陽光発電設備の導入)を進めており、今後においても施設のゼロカーボン化に向けて取り組むこととしております。
さらに、町民参加型の施策として、省エネ家電買い換え補助(冷蔵庫補助)を令和5年度から開始しており、24時間365日稼働している冷蔵庫を入れ替える(導入補助する)ことで電気代の節約とCO2削減に寄与できる取組となっております。
このように、2050年に活躍している未来ある子ども達のため、本町ではCO2削減・温暖化防止の施策を積極的に進めております。
困りごと・課題
2022年4月、総務省が人口減少率などに基づき「過疎地域」に指定する自治体が、1970年の制度開始以来初めて、全国1718市町村(東京23区を除く)の半数を超えました。
しかし、本町は、過疎法の対象外のため、過疎債などの有利な起債が使えず、財源確保に苦慮しています。 このクラウドファンディングにより多くの全国の皆様からご支援をお待ちしております!