仏師・快慶晩年の作「阿弥陀如来立像」がご本尊。 西方院の奈良塀修復プロジェクト。

地域・街づくり 伝統・歴史

阿弥陀如来立像

奈良・西ノ京にある唐招提寺奥の院「西方院」には、鎌倉時代の復興期に活躍した仏師・快慶晩年の作「阿弥陀如来立像(重文)」や唐招提寺の伽藍復興に尽力した僧侶たちの墓所・供養塔など石塔が多くあります。そして、「西方院」の境内を古くからの風情ある土塀(奈良塀)が取り囲んでいるのですが、この土塀が近年、台風や大雨の影響もあって傷みが酷く、早急に修復が必要となりました。境内の大切な文化財を後世に守り受け継いでいくために、また、古都奈良らしい風景を遺していくために、ご支援をよろしくお願いいたします。
鎌倉時代、奈良・西ノ京に慈禅(じぜん)上人が創建した「西方院」は、唐招提寺奥の院と称され、鎌倉時代に活躍した仏師・快慶の晩年の作「阿弥陀如来立像(国指定重要文化財)」をご本尊として安置しています。
 
阿弥陀如来立像
唐招提寺境内から近鉄橿原線を挟んで西側に位置し、古くからの風情ある土塀(奈良塀)が印象的なのですが、近年、台風や大雨の影響もあって傷みが酷く、早急に修復が必要となりました。

しかし、土を使う伝統的工法による本格的な修復には、莫大な費用がかかるため資金が及ばず、手を付けられていないのが現状です。

 
阿弥陀如来立像
そこで、雨水の浸透を防ぐ瓦部分を修復して、現状維持を図ります。

今回設定した目標金額では、土塀の約半分近くの瓦部分を葺き変えることができます。

みなさまからのご支援で集まった金額に応じて、葺き変える瓦部分の長さを調整させていただきます。

 

 

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