夢未来高等学院姫路校職業体験プロジェクト

教育・子ども

夢未来高等学院姫路校職業体験プロジェクト

はじめに

 

AMBITIOUSグループ代表の西田智則と申します。もうすく32歳になる駆け出しの経営者です。

 

私は兵庫県の西の端に近い方、揖保郡太子町で祖父が創業したエネルギー・インフラ事業を営む家業のもとに生まれました。

 

比較的裕福な家で生まれ育ち、両親の期待もあって英才教育を受けた反動からか少しやんちゃになってしまい、中学2年ごろからあまり学校に行かなくなり高校は中退してしまいました。

 

私の将来を考えた両親に、お寺に預けられることになりました。

 

お寺で本来の仏教の目的は死んで極楽に行くことではなく生きたこの身のまま仏の境地にたどり着くことだと教わりました。であれば仏のような慈愛に満ちた行動をすることがその修業になるのではないかと思いました。私を預かってくれた和尚さんのように課題を抱える子どもの為になにかできるようになりたいなと思ったことが今の仕事の原点になっています。

 

その後、全寮制のスパルタ教育で有名な高校に入り直して大嫌いだった勉強に取り組み、夢のまた夢と思われた大学進学、そして金融機関に就職と、人並みに社会に出てくることができるようになりました。

 

勤めること5年、人並みに更生させてくれた和尚様にも報告したかったし仕事は必死でやりました。個人営業成績は入社以来トップを走り続け、お客様である地元の経営者さん達から事業について相談もされるようになりました。もともと教育に携わりたいという想いを強くもっていて、社内での事業プレゼンで人材育成事業を提案したのですが却下されてしまい、いつかは起業したいと考えていたのもあって退職、グローバルビジネスも視野に入れた語学留学を経て今の仕事を立ち上げました。

 

人が育つ場を作りたい、その想いは「学校を創りたい」という具体的なものになりました。しかしゼロから学校教育法に定められたいわゆる一条校(私たちがイメージする普通の学校)を立ち上げるのはあまりにもハードルが高く、悩んだ末たどり着いたのが「通信制高校のサポート校」です。

 

サポート校は通信高校の

 

・卒業率の低さ

・進路決定率の低さ

・社会性を育む場の少なさ

 

を補う仕組みで、私の想い「行き場のない子どもをなくしたい」にまさにしっくりくるものでした。

 

プロジェクトの展望・ビジョン

夢未来高等学院姫路校職業体験プロジェクト

不登校児を持つ親御さんの情報交換やネットワーク作りの場としての機能も果たせるようになればいいと考えています。そんな場に育てていくことが私達の夢なのです。

皆様にお願いです。

私は当初、自分がそうだったようにやんちゃして学校に行かなかった子どもをきちんと社会に帰すようなことをやりたいと考えていました。私の場合は幸い親に経済的には不自由なく過ごさせてもらったから社会復帰(笑)できたようなものです。

しかし実際に不登校支援の現場に飛び込んでみると、思いのほか経済状況が影響していることを痛感いたしました。そして恐ろしいことに「親の経済状況が教育を決め、それが子の経済状況を決める」という論がリアルに進行しているのを目の当たりにしました。

だから私は単に高卒資格を得るサポートをする事業をするわけにはいかない、行き場のない子がいられる場を作り、そして生きる力をつけて社会へ巣立っていく真の支援事業をしなくてはならないと思っています。

もちろん私自身もできるだけのことはします。将来的にはサポート校、フリースクール、それから5月にスタートする放課後等デイサービス事業なども合わせて間借りではない校舎を建設したいと思っています。

しかし私個人にできることなどたかがしれています。

広く皆様のお力を借りて、すべての大人が「不登校支援」の実行者となっていただくムーブメントを創っていかなければ日本の子ども達の未来はないと思うのです。

皆様のご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 

掲載サイト: https://readyfor.jp/projects/ambitiousgroup