日野市妄想実現課発!若者のアイデアを、地域みんなでかたちにしたい!

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日野市妄想実現課発

実施理由/背景

若者の声が埋もれる現状を変え、“妄想”が動き出すまちを実現したい

地域の未来を担う若者たちは、独自の視点や「こうだったらいいのに」という日常の違和感、アイデアをたくさん抱えています。しかし現実には、そうした声を発信したり、実際に動き出す機会はまだ多くありません。意見や提案が行政や地域の意思決定の場に届きにくく、「発言しても意味がない」と感じ、地域との関係をあきらめてしまう若者も少なくないのが実情です。
私たちは、若者の声を「妄想」として片づけず、未来への出発点として受けとめる場として「日野市妄想実現課」を立ち上げました。若者が自分の問いを言語化し、地域の多様なメンバーと対話を重ね、実証活動という形でまちに投げかけるプロジェクトです。声が埋もれる現状を変え、もっと自由に、もっと積極的に意見を共有できる場を目指しています。
まさに今、3チームの若者による実証活動が動き出そうとしています。彼らの挑戦を後押しするために必要なのは、活動資金と、それをみんなで応援する仕組みです。若者が自分ごととして地域に関わり、未来をともにつくる。その一歩一歩が、新しい参加の仕組みと文化を地域に根付かせると信じています。
どうか、あなたの応援で、この挑戦に力を貸してください。

プロジェクト内容説明

「こうだったらいいのに」を基にした3つの実証プロジェクトを実施します

実証活動はチームごとにプロジェクトを立ち上げて実施します。
Aチーム:駅前やショッピングモールなど人が行き交う場所に、誰でも使える「ちいさな展示ボックス」を設置。まちかどに“ちいさな私の部屋”をひらくように、本の交換や趣味の展示、交換日記など自由に使えます。時間を共有しなくても、同じ場所で何かを介してつながる“間接的な交流”から、小さな寄り道をするきっかけを生み出します。
Bチーム:「こんなことをやりたい!」「〇〇に困っている」という、誰もが持っている小さなモヤモヤを地域で解決できる日野に! 世代を問わず地域のことを知ることができ、自分の「やりたいこと」や「困りごと」を解決するヒントとなる“地域のつながりマップ”をつくります。そのために、地域みんなで楽しむごはん会なども開催します。
Cチーム:認知度向上ではなく、日野らしさ=地元愛を発見・発信したい! そんな思いから、「日野市バズらせ王決定戦」を開催します。SNS投稿や動画、イベント企画、商品やキャッチコピーなど魅力を発信するものであれば自由。選ばれたものを実際に実行することで、日野市民が誇りを持って、いい街だと思える日野を目指します!

3つのプロジェクトは「私」の問いを深掘りして生まれました

本プロジェクトでは、一人ひとりの「自分だけの物語」に向き合い、その背景にある思いや違和感を丁寧に掘り下げるワークショップを重ねてきました。参加者は体験や感覚を語り合い、ストーリーを「共有できる問い(イシュー)」へと昇華。21の問いが生まれました。
今回はその中から、「思わず寄り道したくなるような、みんなの知恵袋が集まる場所を作るには?」、「どのようにしたら現代の時代に合ったセーフティーネットの維持装置としての地域コミュニティを形成できるのだろうか?」、「日野市をバズる街にするには?」の3つの問いに絞り込み、市民・企業・地域からのフィードバックも取り入れながら、チームでアイデアを練り上げ、実現に向けたアクションプランを共創してきました。
行政の視点や従来の枠組みでは、日常で抱く小さな違和感や想いを捉えきれないことがあります。例えば「SNSではつながっているけど、リアルな日常で誰かとちょっと関わるきっかけがほしい」「生まれ育った日野の良さをうまく伝えられない」といった声は、マクロな統計や調査では見落とされがちです。こうした個人の感覚の中にこそ、地域課題を見出すヒントがあると考えています。

目指すところ

日野市妄想実現課が実現させたいこと

今回実施する3つの実証プロジェクトは、若者チームの挑戦を後押しするだけでなく、それぞれのアイデアが実現していくプロセス自体が、「妄想実現課」という新しい参加・共創の仕組みを実証・検証する取り組みでもあります。私たちは、この取り組みを通じて、以下のような変化を地域にもたらしたいと考えています。
●新しい地域共創の仕組みの実現
若者自身が考えた問いに基づくアイデアの実証活動を行い、その成果を可視化することで、市民と行政が対等に関わり合う、新しい地域共創の仕組みを育てていきます。
●世代・職業を超えたコミュニティのアップデート
世代や職業、立場の違いを越えて、多様な人々が対話を重ねる対話文化を地域に根づかせることで、持続的な関係性と挑戦が生まれる、新たな実践共同体を日野市に形成していきます。
●アイデアの社会実装による地域課題解決
ワークショップにとどまらず、具体的なプロトタイプやイベントを通じて、市民のアイデアが実際に動き出す機会をつくります。小さくても確かな社会実装の連鎖を生み出すことで、新たな価値やサービスが生まれ、地域全体の活力を生み出していきます。

寄付の使い道

実証プロジェクトの経費は3チームごとに計上し、実施に向けて動いていきます。
Aチーム:制作費(ボックス・看板製作)、運用・体験設計費(共感の仕掛け製作)、広報費など
→空き店舗やショッピングセンターなどとの連携を進めます。
Bチーム:看板・サイン製作費・会場利用料、「マップ」製作費、広報費など
→空き家を活用したコミュニティや自治会などとの連携などを進めます。
Cチーム:web等広告宣伝費、イベント用資材費など
→公共機関などとの連携を進めます。
詳細は以下をご覧ください。https://hinotane.liqlid.jp/space5i3y2stl/info-4j2qyj336i

自治体からのメッセージ

地域内での越境から始まる、新しい市民参加のかたちを育てたい

本取り組みには返礼品はございませんが、皆さまからのご寄附は、実証プロジェクトの大切な原資として活用させていただきます。また、ご支援者には、交流会や報告会といったリアルな場へのご案内も予定しています。
今回ご支援をお願いする3つのプロジェクトは、若者たちの挑戦であると同時に、「妄想実現課」という新たな市民参加の仕組みの実証の場でもあります。
対話と共創を通じて、個人の違和感を社会にひらき、共感やアイデアが生まれる場そのものを地域に根づかせていく。それが、私たちが目指すゴールです。
この取り組みでは、公務員や地域団体、学生、会社員など、多様な人々を巻き込みながら「対話文化」を育んでいきます。デジタルツールやワークショップ、フィールドワークなどを組み合わせ、共感の輪を地域に広げていきたいと考えています。
多様な妄想を実現し、地域の未来をともにつくるこの挑戦に、どうかご支援をお願いいたします。

 

 

https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=602