札幌で12年、エゾ鹿やヒグマのジビエを届けてきた「tabibitoキッチン」が次に目指すのは、そうべつ町に“命を無駄にしない”ジビエ処理場を作ること。年間600頭以上が廃棄されている鹿を、町の資源として蘇らせます。幼いころから慣れ親しんだそうべつ町で、狩猟・解体・加工・提供まで一貫して行う全国でも珍しいジビエレストラン発の挑戦です。
食の未来と地域の課題解決に、是非、あなたの力を貸してください!
札幌でジビエ料理を提供して12年。
札幌市中央区に位置するtabibitoキッチンは、北海道ならではのジビエ料理を楽しめるお店です。2013年にオープンし当初から、エゾシカを使用した料理が人気で、2017年頃からヒグマ肉も提供するようになりジビエが食べられるお店として定着していきました。
臭みがないエゾ鹿ステーキ(左)とヒグマステーキ(右)
そんななか、ジビエを扱うお店を長年やっていた時にふと自分達がメインで扱う食材を自分で仕留められないか考えるようになりました。
そんな時、すぐ思いついたのがそうべつ町でした。
そうべつ町は支笏洞爺国立公園内にあり、ダイナミックな自然景観に囲まれています。明治の時代に曽祖父が山形から移住し、おじいちゃんおばあちゃん家がある大好きな場所でした。
猟銃の免許を取り、すぐにそうべつ町に個人の活動拠点を移し、スタッフに札幌のお店をまかせてそうべつ町と札幌をいききする生活が始まりました。
壮瞥町の害獣被害と向き合う中で…。
そうべつ町は、農業を営んでいる人が多く、害獣の被害で困っている方が多い地域でした。
当初から有害駆除や狩猟で獲った蝦夷鹿を解体できる場所を作りたいという思いで始めたのでそれに向け場所を探したり技術を磨いてきました。
現在、そうべつ町では600頭以上の蝦夷鹿が駆除され破棄されています。
捨てられるだけになってしまっている蝦夷鹿を処理場で加工し、町の道の駅やレストランで販売し新しい町の資源になればと思い、今回の処理施設の建設を計画することとなりました。