東京藝術大学の学内選考を経てO氏記念賞受賞!油絵制作と映画制作を両立しながらクリエイターとして世に出るチャンスを掴めるよう活動中。現役の大学院生である中山夏希が、脚本・監督を務める最新映画「永遠の死」の発表できる場を掴みながらも制作費などの課題が…。クラウドファンディングで応援してください!
はじめまして。映画「永遠の死」脚本・監督を務める中山夏希(なかやまなつき)です。
私は現在、東京藝術大学大学院で油絵を専攻する傍ら映像制作を行っています。
学部卒業時には短編映画「裏切り」を制作し学内選抜の上、成績優秀者を対象に授与される令和5年度O氏記念賞をいただきました。
修士一年生のときにクリエイティブチーム「AKANESASU(アカネサス)」に加盟し、所属するクリエイターと合同展を行ったり事務的なサポートを受けたりしながら、作家を目指し日々制作を行っています。
今回は新たな挑戦として、2025年3月に展示の招待をいただいたTokyo International Galleryにおきまして新作映画の上演を目指しています。
▼このプロジェクトの背景・実現したいこと
本プロジェクトは私が監督・脚本を務める映画「永遠の死」制作および上映を実現するため、撮影などにかかる制作費をご支援いただくことを目的としています。
現在、大学院生である私は制作費を自費で補いつつ、スタッフはボランティアを募っております。
学部生の卒業制作は賞をいただくことができたものの、低予算ゆえの表現の制限を感じることも多々あり、学生ゆえの限界を感じていました。
そんな中、Tokyo International Galleryのギャラリストさまにお声掛けいただき、2025年3月に八重洲の大会場で個展を開催するチャンスをいただきました。そして、その会場で映画も公開する機会も設けていただきました。
国内外から注目を集めるギャラリーで、自分の表現を予算の制限なくみなさんに見てもらいたい。その想いから本プロジェクトがスタートしました。
▼映画「永遠の死」について
・あらすじ
既婚者の女性が夫に愛を持っているが背徳感に幸福をもとめて、さまざまな男と浮気を重ねるが、満たされていくことは無い。女性は旦那を愛していたが、旦那からは愛を感じることはなかった。
そして別の男の子供を身籠り、旦那には嘘をつきあなたの子だと伝える。旦那は子供ができた途端、妻に対して優しくなったが、その優しさは妻に対しての愛では無くただの体、または子供へ向けての対応だった。妻は別の人との子供を産み、旦那から愛されるような求め方をされ、究極の背徳感であるオーガズムを得る。妻は瞬間的に幸せを感じるが___。
・制作意図
私自身が女性であり、異性愛者であること、そして女性であることの苦悩や孤独に対して性表現を大胆に加えることによって描きたいという意図からの企画となります。
そして幸せと絶望は表裏一体であるということがこの物語を通して伝えたいことです。
幸せは一生続くものではないと誰もが知って生活をしています。幸せになればなるほどその終わりに対して怖くなり、終わりに絶望します。
女性自身にとっては永続的ではない幸せを自覚したうえで、絶望との表裏一体を表現できると考えています。