爪句集シリーズ第55集「爪句@クイズ・ツーリズム-鉄道編3」(A7判、225ページ、オールカラー)を出版し、爪句の用語で目指す写真文芸を普及させるプロジェクトです。
爪句集は、QRコード付きの全球パノラマ写真が印刷された豆本で、スマホやタブレットで爪句集に印刷されたQRコードを読み込むと全球パノラマ写真が表示されます。爪句集の内容は、駅や駅舎内部の全球パノラマ写真に爪句と短文を並べたもので、クイズ形式で全道の駅巡りを行う趣向になっています。
このような爪句集はこれまでも「爪句@クイズ・ツーリズム-鉄道編」(爪句集第40集、2018・8)、「爪句@クイズ・ツーリズム-鉄道編2」(爪句集第45集、2020・11)として出版してきました。
今回は、前回までに出版したこれらの爪句集で取り上げなかった北海道の駅の残りの駅や、既に取り上げた駅でも別の角度からのパノラマ写真で駅クイズを作成しています。前回までの取材駅に今回の駅写真を加えると、現在は廃駅になった駅も含め、北海道の455全駅(取材当時)がクイズ形式で記録されています。
「爪句@クイズ・ツーリズム-鉄道編」
(爪句集第40集、2018・8)
「爪句@クイズ・ツーリズム-鉄道編2」
(爪句集第45集、2020・11)
“廃駅が 目前なれど 再訪難”
線路の西側に駅舎があり駅の西に集落がある。線路の東に国道が線路と並行していても、国道から駅に行くのはかなりの回り道になる。駅舎前の砂利敷ホームに棒線である。 2021年に町の維持管理駅になり、地域の高齢化等で2024年3月に廃駅予定。
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これまで出版してきた爪句集全54 巻は、クラウドファンディング(CF)の支援により大学、高校、中学校、市町村の図書館(施設)に寄贈します。これまで出版した爪句集のセットを大学、高校、中学校、公共の図書館等40を超える施設に寄贈してきた実績があります。さらに新しく寄贈先を見つけこれまで出版された全54巻を寄贈します。既に寄贈した図書館や施設にも新しく出版された爪句集を追加補填して寄贈する予定です。