掲載サイト:https://readyfor.jp/projects/kuushuu2022
クラウドファンディング内容
「新聞うずみ火」とは
2005年から「新聞うずみ火」という月刊の新聞を発行している株式会社うずみ火の矢野宏です。「うずみ火」とは、灰の中に埋めた炭火のこと。その炭火は消えることなく、翌朝、新たな火種となります。戦争を体験された人たちが築いた平和な社会を受け継ぎ、消すことなく次の世代に手渡したいという思いを込めた新聞です。
昨年には「第3回むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」の大賞を受賞しました。
▼空襲体験の証言DVDを制作する意味
新型コロナウイルスの感染が小中高校などでの「平和学習」に影響を与えています。感染予防のため、空襲体験者を招いて話を聞く授業そのものを取りやめる学校が相次いでいるのです。空襲体験者にとっての1年は重いもの。「若い世代に戦争の悲惨さを伝えたいのに、その機会を失うのは残念だ」などと嘆く声が聞かれます。コロナ感染防止のためにも空襲体験者の証言DVDを、これからの「平和学習」に役立てていただき、次世代の子どもたちに戦争について考えてもらうきっかけになれば、と考えています。
▼次世代に空襲の悲惨さを伝えたい
今年は戦後77年、空襲体験者の多くが亡くなっていき、その体験を聞ける時間はあまり残されていません。まずは、空襲で身体や心に傷を負った体験者3~4人の証言を1本のDVDにまとめます。DVDは小学校の高学年児童の集中力が保てる30分以内。授業1コマが45分であることを考慮し、視聴後の15分で意見を述べ合ったり、感想文を書いたりできるようにしたい。
▼戦争体験を風化させないために
新型コロナウイルスの感染か収まらず、空襲体験者が自らの体験を語り、平和の尊さを伝える「平和学習」の機会が失われています。このままでは自らの体験を語ることなく、鬼籍に入る人も少なくないのではないでしょうか。これまで、空襲体験者の証言DVDを作成してきた経験を活かし、体験者の「遺言」をDVDに残したいと考えたのです。
取材する体験者をリストアップし、撮影、編集作業にかかり、8月15日の終戦の日前後に上映会を実施する予定です。
プロジェクト概要と集めた資金の使途
取材費と映像の編集作業費など。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 今回の事業に賛同して頂いている新聞読者からの寄付