ゴールデンタイムのアニメをさらに復活させるためのマンガを創りたい

ゲーム・アニメ

掲載サイト:https://readyfor.jp/projects/84678

クラウドファンディング内容

ゴールデンタイムのアニメをさらに復活させるためのマンガを創りたい

門間ケント

1988年1月8日生まれ

漫画家志望者であり10年以上活動を続けております。

描いているジャンルは「ファミリー・一般向け」です。

かつて放送された「春一番! 日本一のアニメ祭り」に衝撃を受け

再びこのような番組が放送される日が来ることを未だに望んでいます。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

わたしが幼い頃は各曜日の様々なテレビ局で夜7時台にアニメが放映されておりました。1時間以上のアニメスペシャルも定期的に放映されており、当時は「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」それに「こち亀」などをビデオに録画して記念にとっておきました。

しかし現在その時間帯のアニメはほとんど姿を消し、アニメスペシャルも1年にあるかないかまで存在感を失ってしまいました。わたしはそんな状況をなんとかしたい…。そのように感じ今から10年前に漫画家を目指そうと思い立ったのです。

 

しかし先にお伝えします。

現在の漫画雑誌編集部の姿勢を見ると夜7時台のアニメの隆盛は絶望的です。

10年近く持ち込みを続けて、このように悟りました。

 

大手の各編集部に自分が「ファミリー向けの漫画をメインに描いている」ことを伝えても難色を示したままで一向に進展せず、それどころか定番マンガが20年以上支持されているという理由でそのジャンルの新規開拓を行おうとしない風潮が感じられました。

 

例を挙げると講談社では「世間は新規のファミリー向けマンガを望んでいない。だから『クレヨンしんちゃん』などが30年近くも続いている」と返答しこれ以上話に応じてくれませんでした。

わたしは落胆しました。「自分に適う受け皿が存在しないなんて」と…。そもそも青年誌出身である「クレヨンしんちゃん」が現在の地位に立てたのは夜7時台にアニメ放映されたことが大きいと思うのです。こうしたチャンスをつかめず、いつまでも新参が生まれない環境はなんとかしなければなりません。

 

そしてわたしは方向性を変えました。

「雑誌でのデビューではなく自費で本を出して世に広めよう」と。

 

ただそれを行うには240万円という大金が必要で自力では140万円が限界で、どうしようか悩みました(吹き出しに文字を入れる写植や全国に流通するのに想像以上にお金がかかるそうなのです)。でも今の時代クラウドファンディングというネット上から出資を募ることができるので、夢の実現のためにそこへエントリーしようと決めました。これはただ単に資金を集めるといった目的だけではなく世間が新規のファミリー向けマンガを本当に望んでいるのか確かめるためでもあるのです。

 

しかしわたしは自分の作品は絶対に人気が出ると確信しております。なぜならば過去に行ったあることが根拠となっているからです。

 

今から4年前に母校の小学校に協力してもらい、自作の漫画に関してアンケートを取ったことがあります。それを行うきっかけとなったのは集英社と小学館に絵柄を理由に漫画家を否定されたからです。わたしはその言葉にどうしても納得がいかず、それが真実なのか確かめるために子供たちの意見を聞こうと思ったのです。そして結果はというと…。

「良い気分で見られなかった。もう少し温かみのある展開にしてほしい」

「絵柄はかわいいが内容が難しいのが残念」

といった意見をもらいました。しかし全体的には励ましのコメントが多く、好評であることが分かりました。今回刊行する漫画はこうした意見を参考に執筆しており、より子供たちへ向けての漫画を手がけようと強く感じるようになりました。「読んでいてタメになった・勉強になった」と思えるように。

ゴールデンタイムのアニメをさらに復活させるためのマンガを創りたい

(皆さんはわたしの絵柄をどう思いますか?)

 

▼プロジェクトの内容

刊行する漫画のタイトルは「有機ミドリ」。本作のコンセプトは「社会問題の解決」です。主人公らは独自の警察組織に属しており、児童虐待や特殊詐欺。それに環境問題などを解決していくストーリーとなっております(実際に起きた事件も参考にして描いている)。ターゲットとなる読者層は小学生はもちろん、高齢者も狙っております(お孫さんに勧めたくなるように)。またストーリー展開も、誰かが一方的に不幸になるような気が滅入ってしまう展開は絶対に避けキチンと後始末を行うように心がけております。これは前述したように子供たちへのアンケート結果を踏まえた上でこの方針としたのです。

 

なお出版元は文芸社で過去に2作品(解説本と小説)を、そちらで刊行させてもらいました。

株式会社文芸社ホームページ↓

https://www.bungeisha.co.jp

 

構想としては全24話(1話20ページ)を予定しており、すでに12話分(240ページ)は仕上がっているので単行本1冊は刊行可能です。

 

各タイトル

第1話:詐欺集団に潜入せよ!

第2話:児童虐待を許すな!

第3話:わたしが清算します!

第4話:警察員へのあゆみ(前編)

第5話:警察員へのあゆみ(後編)

第6話:学校暮らしが始まった

第7話:取り調べは慎重に

第8話:声かけ男とちとせさん

第9話:キャンプを楽しもう!

第10話:減らそう プラスチックゴミ

第11話:闇バイトを探れ!

第12話:抜け出したい! 貧しい暮らし

 

表紙イメージ

ゴールデンタイムのアニメをさらに復活させるためのマンガを創りたい

↑この3人が主人公。左からリキヤ、ちとせ、つかさという名前で

つかさをメインに話を構成しております。

 

 

↓下のURLに紹介用としてその漫画の動画をアップしております。ご覧ください。

https://youtu.be/xvdcoyGdTNk

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

わたしは夜7時台のアニメが衰退した背景はこの3つが原因と考えております。

 

・当時よりも規制が厳しくなり過激な表現ができなくなってしまった。(結果、深夜に回った)

・特別番組の差し替え頻度が上がり、その都度延期され視聴し続ける気を失わせてしまった。

・テレビ局や出版社がその時間帯のアニメ放映に消極的になった。(リスクを恐れすぎている)

 

少子化の影響という理由もあるそうですが、30年以上前から青年誌掲載の漫画が夜7時台や夕方の時間帯でアニメ化された例は珍しくありませんでした(前述した「クレヨンしんちゃん」もその一つ)。なので当時から大人もこの時間帯でアニメを視聴したと考えられます。

そのため普段アニメを観ない(あるいは子供の頃は観ていた)層に、いかに興味を持ってもらえるようにするのかが重要となってくるのです。

かつてゲームも「子供やマニア層だけではなく幅広い層にも広めよう」ということで任天堂がニンテンドーDSを発売し爆発的に人気を集めた実例がありました。こういった挑戦がマンガ業界に現れていないのが残念でなりません。

 

わたしの漫画は夜7時台にアニメ化されることを前提に描いており、かつて存在した中央児童福祉審議会に推薦されるような作品になることを目標にしております。ただ、いきなりその時間帯での放映は無理があると思うので、最初は防災・交通安全をテーマにしたOVAの展開を目指すことにします。

いつの日か各曜日に様々なテレビ局でその時間帯に放映される時代が再び来ることを34歳になった今でも夢見ているのです。

 

そして、わたしがいなくなった後でもキチンと世代交代ができるよう準備していこうとも思っています。さすがに20年以上放送し続ける体制には問題がありますし本当の人気作であれば、たとえ放送が終わっても再びアニメ化される機会にも恵まれるでしょう。(「ルパン三世」や「ゲゲゲの鬼太郎」それに「ドラゴンボール」が良い例)

 

わたしの他にも同じ志を抱いてる方がいらっしゃることを信じております!

でも中には「そんなことをしても無駄なのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし誰かが目指さなければ永久に生まれることもないのも事実なのです。わたしは皆様の声を励みに、これからも未来の子供たちへ向けて、作品を創り続けてゆきます!

 

プロジェクト概要と集めた資金の使途

出版元である文芸社によれば全国流通するには最低でも1000部は発行しなければならず、必要となる各経費は以下の通りとなります。編集制作費(編集、デザイン費等)61万7484円。書籍制作費(組版・製版、刷版等)45万4849円。印刷、製本、紙代等34万1138円。販売、宣伝、管理、流通費等76万8347円。消費税21万8182円。仕様はA5判、248ページ、並製、帯付きです。資金が調うまでの間、刊行に向けて原稿を加筆訂正し、さらに次巻に向けて残りの12話のストーリーも執筆してゆきます。順調にゆけば今年の10月頃に第1巻が発売できそうです。なお単行本の価格は税込み660円を予定しております。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
前述したように単行本1000部を全国流通させるためには総額240万円が必要です。貯金は140万円あるので、あと残り100万円をご支援ください。 もし目標金額が十分に集まらなかった場合は全国流通は諦め、手元の資金で製本のみを行うことにします。母校への寄贈。それにリターンとして支援者の方に贈呈するだけの部数は確保可能です。

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