小樽高等支援学校では、生徒たちが学科ごとの専門性を活かして運営する校内カフェ「Cafeポッポリー」を通じ、地域の方々とのふれあいや社会参加を育んできました。2025年度は新たに“イベントカフェ”をスタートし、生徒が企画・運営するコンサートや花壇づくりなど、交流の場を広げていきます。地域とともに成長するこの挑戦を、施設備品や資材購入費などで応援していただけませんか?温かなご支援をお待ちしています!
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※本プロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の取扱いとなり、税額控除の対象となります(個人様の場合、寄附金額のうち、2,000円を超える部分について、寄附者の所得に応じた一定の範囲内で所得税と住民税から控除されます。)
※税額控除を受けるには、税務署で確定申告するか、北海道庁にワンストップ特例申請書(ワンストップ特例制度)を提出することが必要です。
※寄附金受領書(確定申告用)やワンストップ特例申請書については、北海道教育委員会からお送りします。
小樽銭函に位置する小樽高等支援学校の紹介
小樽高等支援学校は、職業学科(「生産技術科」「木工科」「環境・流通サポート科」「家庭総合科」「福祉サービス科」)を設置する高等部単独の知的障がい特別支援学校です。
各科が協力して運営する『Cafeポッポリー』の紹介
Cafeポッポリーは、学校内にある生徒が運営するカフェです。毎週火曜日から木曜日の午前中に、営業しています。
開校以来17年間、多くの方々に利用していただき、地域の方との関わりを通してコミュニケーション能力や働く力を伸ばすことなど、生徒たちにとって大切な教育活動の場にもなっています。昨年度は、カフェの営業を年間81回行い、延べ1,000名の方々に利用いただきました。
Cafeポッポリーは、各科が協力して運営しています。
メニューボードを「木工科」が製作し、ランチョンマットやカフェで使用するグラスに模様を入れるなどの作業を「生産技術科」担当。
カフェの窓などの清掃業務を「環境・流通サポート科」が行っています。
そして、カフェで提供するパンを「家庭総合科」で製造し、お客様に直接かかわる接客業務を「福祉サービス科」が行うなど、それぞれの学科が力を合わせてCafeポッポリーを運営してきました。
一方で、多くの方に来校いただいているものの、カフェを利用いただくことのみに留まり、生徒との関りが限定的になっている状況もあります。
そこで、初の試みとして、2024年の冬、カフェの営業日に、音楽の授業で学んだことを披露する「クリスマスコンサート」を試行的に開催したところ、来校いただいたお客様から、たくさんの好評をいただきました。
このことから、2025年度は、これまで以上に地域の方の交流が活発に行われ、ふれ合いの場面を増やすことが出来るような「イベントカフェ」を、5つの学科それぞれが企画を計画しています。
それによって、本校の教育活動を理解していただくことや、生徒の卒業後の自立と社会参加に向けて必要な力を身に付けられるような機会にしたいと考えています。