令和8年8月までの長い期間、みなさまのご都合にあわせてご支援いただけるロング勧進です。
日蓮宗の総本山である身延山久遠寺、その霊山の頂にある身延山奥之院思親閣(みのぶさんおくのいんししんかく)は日蓮聖人が晩年の9年間を過ごした地としても知られ、日本有数のパワースポットとして今も沢山の方が訪れています。その御厨子とお衣を修復、新調してこの先永きにわたりお伝えして行きたいと考えています。皆様のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
こちらのプロジェクトは、令和8年8月までの長い期間、みなさまのご都合にあわせてご支援いただけるロング勧進です。 特別な御朱印やご芳名記載などお返しのある「オンラインお賽銭」となります。 お返しの異なる2期ショート勧進もご覧ください。

この度、身延山奥之院思親閣で行われる「御厨子塗替え修復並びに御衣奉納報恩のプロジェクト」にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
奥之院思親閣は山梨県身延山の山頂(標高1153メートル)にあり、鎌倉時代に日蓮宗の宗祖日蓮聖人が晩年過ごされた地となります。
身延在山の9年の間、故郷のことを思い出されては、西谷のご草庵より50丁(約5.5km)の道なき道を登られ、遙かに房州小湊のご両親と師の道善房を追慕されたと言われています。
ご安心ください、当時は片道2時間かけての移動でしたが現在は身延山ロープウェイで山麓久遠寺駅と山頂奥之院駅を約7分間で移動可能となっています。
奥之院思親閣は思親大孝(ししんだいこう)の霊場で、現在も日々多くの参詣者が訪れています。

日蓮宗総本山身延山久遠寺の奥之院である思親閣の祖師堂にて宗祖日蓮聖人の御尊像は世界平和、国家安泰、日々の私達の生活を見守ってくださっています。
奥之院思親閣に御安置される日蓮聖人像は「育恩之峰祖師(いくおんのみねそし)日蓮大聖人像」と古来から呼ばれており「知恩報恩(ちおんほうおん)」という日蓮聖人のお言葉にあるように追慕(ついぼ)の山である奥之院を体現されるご尊像となっております。
思親閣祖師堂内の日蓮聖人御尊像、またその脇にご安置されるご両親、六老僧のご安置されるお厨子を見てみると時を経て大分傷んでいるように見受けられました。
それもそのはず、今から約400年の昔、元和5年(1619)加賀藩主前田利家公側室・壽福院殿華岳日栄大姉(二代目藩主、利常公の母)が利家公の菩提を弔う為に身延山奥之院祖師堂及び拝殿・五重塔を建立寄進され、その5年後祖師堂落慶。時流れ、第58世是運院日環代にお厨子を新設。祖師堂建立からは約405年、宮殿新設からは約200年の時が流れ現在に至っています。
この長い年月の中で、数多くの皆さまに支えられてきました。しかしながら、御厨子は長年にわたり金箔や漆の剥げ、細部の損傷、変色が目立ち、修復が急務となっております。
後世の皆さまにもこの育恩の日蓮聖人にお参りいただき大切な人の御供養をしていただきたい。
そう思いこの事業を発願しました。