助産院mamana.houseは、分娩を扱わない産後ケアに特化した助産院です。産後ケアを必要とするママがいる中で、受け入れ施設の不足が問題視されています。月に100組が利用している中で3ヶ月待ちの方もいるのが現状です。今必要なケアにも関わらず、受け入れができない悔しさと向き合っています。
「ママを孤立させない!」
助産院mamana.houseでは、産後ケアをするために個別相談やママさんが昼寝をする時間など過ごしていただく中で、ベットや部屋の数が足りていません。受け入れ体制を強化するために施設拡大が必要となっています。
たくさんの方に相談にのっていただきましたが、施設を建て替えるにはすぐに出せるような金額ではない資金の大きな課題が出ています。一人では到底前に進めない現実とぶつかっています。
どうか、皆さまお力を貸してください。
クラウドファンディングで、産後ケアが必要なママさんの現状を少しでも知っていただき、共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ご支援という形で仲間になっていただきたいと願っております。
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【掲載カテゴリ・ブランドについて】
CAMPFIREのソーシャルグッドカテゴリは、CAMPFIRE for Social Goodというブランドで運営しております。本プロジェクトは、CAMPFIRE for Social Goodでの掲載となりますので、以下をご確認いただけますと幸いです。
【手数料体系について】
プロジェクトオーナー手数料:0%(支援額の100%が受け取れます)
※ 支援者の方から支援時に、別途ご協力費(12%+税)をいただいております。
助産院mamana.house代表の助産師 菊地愛美と申します。4人の育児真っ最中のママです。2022年4月、高座郡寒川町で唯一の助産院をオープンしました。
4人育児をする中で、“育児は1人ではできない”と私自身が感じてきた想い。待てど暮らせど、寒川に子育て支援の拠点となる助産院ができないもどかしさ。助産師としてママや子供達を守りたいという使命感がありました。
私自身、幼少期からの孤独感がありました。両親が離婚したのをきっかけに、10代で生きていくために水商売をした経験がありました。
この時の孤独感が私の中に使命感を芽生えさせたのかもしれません。
わたしがやるしかない!人生を切る開くのは自分自身!どんな形であれ形にしていこう!ここから私のママ、赤ちゃんへの寄り添うサポートが始まりました。
産後の孤独を感じるママがいなくなること。
今、必要なのは子育てサポートハウス助産院mamana.houseの施設拡大をすることで低価格で提供し、人数を受け入れられる環境をつくることです。「助けてほしい」のママの声にすぐに応えることができることです。
寝不足で疲れ切ったママは自分の愛しているはずの赤ちゃんに怒りを感じたり、悲しみを感じたりするのです。
少し、昼寝をゆっくりできただけでまるで人が変わったかのように赤ちゃんに優しく、笑顔で接する。
ママが優しく笑顔でいることが、家族の笑顔を増やしていく姿を見てきました。
◾️産後ケアの利用率:5人に1人未満
厚生労働省の調査(例:令和4年度)によると、産後ケア事業の利用者は出産した女性の約15~20%程度にとどまっています。
一方で、約8割以上の母親が「産後の不安や疲労を感じた」と回答しています。
◾️育児における孤独感とストレスの実態
「国立成育医療研究センター」の調査(コロナ禍含む)によると、約6割の母親が「育児において孤独を感じている」と回答。
産後うつのリスクを持つ母親は全体の15~20%。育児の孤立要因として、親族の支援が得られない、相談できる人がいない、パートナーの育児参加が少ない等が挙げられています。
◾️核家族化の進行
総務省統計局によると、3世代同居の割合は1970年代には約20%以上あったが、2020年には約4.5%に減少。逆に、核家族(夫婦と子供のみ)世帯は全世帯の約60%以上を占めています。
◾️産後ケアを利用しない理由
・情報不足ー産後ケアの存在や内容を知らない
・経済的負担ー自治体によって補助制度が不十分な地域もある
・精神的ハードル「自分だけが頼るのは甘え」などの思い込みがある
・受け入れ施設の不足ー予約が取りにくい、近隣に施設がない
核家族化によるサポート不足や孤立感が、産後ケアの必要性を高めている一方で、制度の認知不足やアクセスのしにくさが利用率を下げている大きな要因です。
より積極的な広報と低料金化、利用のしやすさ向上などが課題となっています。