純度100%の暗闇の中。
ここは、1945年の広島です。
戦争の記憶は少しずつ、失われゆくかもしれない。
けれど、“あの時” を生きていた人たちと、“今” を生きる私たちの気持ちを通じ合わせることはできるはず。
暗闇の中でこそ肌で感じる、人のぬくもり。
見えないからこそ、
みえるもの。
人が人を信じきるには。
平和のためにできることは。
この夏、真っ暗闇のヒロシマで出会い、そして語り合う。
ダイアログ・イン・ザ・ダークの新しいプログラム「PEACE IN THE DARK」の開催を支えるお仲間になっていただけませんか。
平和のためのダイアログ・イン・ザ・ダーク:
「PEACE IN THE DARK」
1. 広島市「被爆80周年の取組」の一環として、広島での無料開催
会期:2025年8月2日(土)~8月11日(月・祝)10日間
会場:旧日本銀行広島支店
体験者人数:約640名(8名×80回)
体験料金:無料
主催:一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
共催:広島市・中國新聞社 後援:広島県、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島 他
2. 一人でも多くの人にこの体験を届けるため、東京での同時開催
会期:2025年7月5日(土)〜2025年8月31日(日)
会場:ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森®️」(東京・竹芝)
体験者人数:約3,000名
体験料金:有料
暗闇の中の対話:
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは
戦争の反対語は、単に平和ではなく、
対等な対話を続ける努力をしていくことだ。
ーアンドレアス・ハイネッケ(ダイアログ・イン・ザ・ダーク発案者)
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、漆黒の暗闇での体験を通して、対等な関係性においての人と人とのかかわりや対話の大切さ、五感の豊かさを感じる「ソーシャルエンターテイメント」です。
“純度100%の暗闇”の中を、暗闇のプロフェッショナルである視覚障害者がアテンドとなり、参加者をご案内します。
これまで世界47カ国以上で開催され、日本では1999年11月の初開催以降、30万人以上が体験しています。
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは?がわかる2分弱の動画
世界が分断と対立を深める今、違いを認め合い、理解しようとする努力が求められています。
ダイアログ・イン・ザ・ダークの目的は、視覚を閉ざした暗闇で対等な対話の場をつくること。
私たちは日本で26年間、ダイアログ・イン・ザ・ダークを続けてきました。真っ暗闇の中で感覚を研ぎ澄まし、助け合い、遊ぶ中で対等な関係が生まれ、その体験を通じて、偏見や立場を越えて人と人とが本音で語り合い、つながる瞬間をたくさん見てきました。
この体験が、戦争や分断を超えるための第一歩につながるのではないかと感じています。
2025年は、戦後80年という節目の年。「平和」と正面から向き合うための、広島でしかできないオリジナルプログラムを「被爆80周年記念事業」として開催します。