皆様、はじめまして。この度は、ご覧いただき誠にありがとうございます。
愛媛県西予市城川町を中心に活動しております農業生産法人西の栗の三瀬と申します。まず、皆さんは愛媛と言えば何を想像しますか?
ほとんどの方が【みかん】をイメージするのではないでしょうか。国内トップクラスの生産量を誇る【柑橘王国】であり、全国的に有名です!!
実はみかんの陰に隠れて、長年栗の生産量は全国3位でした!!しかし、今私たちの故郷の栗は、かつてない危機に瀕しています。
最盛期と比較すると生産量は8割減少してしまったのです。
このままの減少率でいくと、もしかすると25年後には国産栗のモンブランが食べられなくなるかもしれません!?
その背景には、深刻な後継者不足と高齢化による担い手不足、そして手入れが行き届かなくなった耕作放棄地の増加といった厳しい現実があります。さらに近年では、気候変動による不作のリスクが高まっており、私たちの生活と、この土地の宝である栗を守ることが困難になりつつあります。
毎年の徹底した管理により、大玉で実の詰まった高品質な栗 上記写真
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
【かつては全国一の栗産地!!しかし…】
もし、あなたの故郷の特産品が、このまま消えてしまうとしたらどう思いますか?
私たち西の栗は、豊かな自然の中で育まれた【栗】を守り、未来へつなぐためにプロジェクトを立ち上げました。
以下表3つが全国・管内の生産量の推移グラフになります。
表1では愛媛県では昭和48年には1万トンもの生産量を誇っており翌49年には栗の生産量日本一になった輝かしい歴史があります。
表2平成に入って以降は全国的にも生産量が減少していき愛媛では現在1800t程の生産量になっています。
表3全国の栗生産量と比例するように管内(愛媛県西予市)でも減少していき100tを切る生産量まで減少しています。