実写映画「となりのとらんす少女ちゃん」製作応援プロジェクト!主演 中川未悠|監督 東海林毅

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となりのとらんす少女ちゃん

未来のオレはトランスガール!?クィア・コメディ映画「となりのとらんす少女ちゃん」製作応援プロジェクト!主演は中川未悠(「ブルーボーイ事件」)、監督は世界のクィア映画祭で注目される東海林毅(「片袖の魚」「老ナルキソス」)

★ストレッチゴール挑戦中★

おかげさまクラウドファンディング開始2週間で目標額の200万円を達成することができました!温かいご支援をありがとうございます!皆さまお一人おひとりのお気持ちに心から感謝申し上げます。

私たちは次なる目標としてストレッチゴール330万円を目指すことにしました。下記用途のためさらに支援を集め、作品の質を高めながらより多くの人に届けたいと思います。

 ①バリアフリー日本語字幕と音声ガイドの制作

 ②スタッフ・キャストへの報酬の増額

引き続きの応援、ご支援どうぞよろしくお願いいたします!

未来のオレはトランスガール!?実写映画「となりのとらんす少女ちゃん」製作応援プロジェクト!

当事者の目線で七転八倒するトランスジェンダーの若者を描き、出版のためのクラファンを開始するやいなや、たった1日で目標金額を達成し注目を集めた漫画「となりのとらんす少女ちゃん」(在野社)を原作に、映画「片袖の魚」(2021) 「老ナルキソス」(2023)などで海外クィア映画祭からも信頼の厚い東海林毅監督による実写映画化プロジェクトが始動!主演はトランスジェンダー当事者で2025年秋公開の映画「ブルーボーイ事件」で劇映画初出演にして主演に抜擢された中川未悠。日本発、トランスジェンダー俳優によるクィアなコメディ映画を世界へ!

#映画となとら #トランスジェンダー #クィア #LGBT #映画 #漫画原作

【原作情報】

『となりのとらんす少女ちゃん』

著者:とら少 発行:在野社

ISBN978-4-9913920-0-9

定価:(紙書籍)本体1650円+税 (電子書籍)本体1000円+税

詳しくはこちら

1.はじめに

みなさんこんにちは!本作の脚本・監督をつとめます東海林毅です。これまでに監督した映画「片袖の魚」では日本で初めてのトランスジェンダー俳優の一般公募オーディションを行い、「老ナルキソス」では可視化されにくい高齢世代のゲイを描くなど、クィア映画を通して自分なりに社会と関わってきたつもりです。新作「となりのとらんす少女ちゃん」(#映画となとら)ではトランスジェンダーを主人公にしたコメディ映画を目指します。世界中でトランスジェンダーに対するひどい差別の嵐が吹き荒れている昨今、それを真摯に社会に伝える作品はもちろん重要ですが、こんな状況だからこそ(自分も含めて)クィアの当事者たちが明るく笑い飛ばすための作品も必要ではないかと強く感じています。日本には残念ながらクィア映画製作を資金援助するファウンデーションや団体がありません。なので自分たちの手で作り、広げてゆくしかありません。このクラウドファンディングの責任者としてお願いします、どうか皆さんの力を貸してください!  (脚本・監督 東海林毅)

2.企画意図

日本からトランスジェンダー当事者俳優によるクィアなコメディ映画を発信したい!

原作の帯文で高井ゆと里さんが仰っているように、「とら少」さんによる漫画には性的マイノリティの連帯のシンボルである「虹色」でも、トランスフラッグの「青」や「ピンク」でもない、当事者が日々もやもやと抱えている「灰色の感情」が漂っています。トランスジェンダーが主人公の映画の多くでは、望まない性に生まれた悲劇と闘い、困難を克服することがトラスジェンダーに課せられた使命であるかのようにドラマチックに描かれます。この映画が目指すのはそういったマイノリティをステージに引きずり上げてスポットライトで劇的に照らし出す物語ではありません。原作にあるような生活と地続きの葛藤や摩擦を画面に捉えたいと思います。そこにはきっと、たくさんの日々の笑いや日常の可笑しさがあるでしょう。こうした視点で描かれるトランスジェンダーの物語は非常にまれで、コメディとなるとさらに珍しいです。きっと世界のどこかでこういった映画を待っている人がいると信じて製作に踏み切りました。

3.あらすじ

中学2年生のユウタ(13) はシングルマザーの母(45) と二人暮らし。ユウタのもとにある日突然、ユウカ(23) と名乗る女性が現れる。ユウカは10年後の未来からやって来たユウタ自身で、様々な苦労の末に性別適合手術を受けてこの姿になったのだという。突拍子もない出来事に混乱するユウタに詰め寄り、大人の身体になる前に一刻も早く女性化のための治療を始めろと迫るユウカ。自分の性別違和にうっすらと気づいていたユウタだが、あまりに強引で自己中心的なユウカに反発。女にしたいユウカと、男でいたいユウタの攻防がはじまる。ユウカはユウタの姉として過去の世界に居座り、母親や周囲の人たち、やがて親友の遠野マサキ(14)も巻き込んで、あの手この手でユウタをトランスさせようと目論むが、男子中学生としての今の時間を大切にしたいユウタと対立しなかなかうまくいかない。そんな時、ユウタの14歳の誕生日にある事件が起き、ユウタは未来への選択を迫られる……。

4.キャスト・スタッフ紹介

主演:中川未悠 (「ブルーボーイ事件」)

1995年9月11日生まれ、兵庫県出身。幼い頃から性別違和を感じており、2017年春に21歳で性別適合手術を受け、その手術を受けるまでを記録したドキュメンタリー映画『女になる』が2017年秋に公開。以後、学校・企業講師や絵本・漫画の監修など活躍の場を広げている。2025年秋公開予定である映画『ブルーボーイ事件』にて演技、初挑戦ながらも主演に抜擢。今後の活躍が期待されている。

【中川未悠さんよりコメント】

主演をさせていただくことになりました、中川未悠です。私もトランスジェンダー当事者ですがとら少さんの描くお話しが大好きで、凄く共感する部分がたくさんあります!!!トランスジェンダーを主人公にしたコメディ映画は未だに見たことがありません。観て下さる方が、笑顔になっていただけるよう頑張ります!そのためには皆さんのご協力も必要です。一緒に映画『となりのとらんす少女ちゃん』を盛り上げましょう!!!よろしくお願いいたします。

脚本・監督:東海林毅(「片袖の魚」「老ナルキソス」)

武蔵野美術大学在学中より活動を開始し、1995年 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて審査員特別賞を受賞。バイセクシュアル当事者でもあり、商業作品を監督する傍ら映画を通してLGBTQ+と社会との関わりを探ってきた。短編「老ナルキソス」(2017)が国内外の映画祭で10冠を獲得、長編版をセルフリメイクし2023年に劇場公開。「片袖の魚」(2021)では日本で初めてトランスジェンダー当事者の一般公募オーディションを行い話題となる。2024年11月20日に「LGBTQ+差別に反対する映画監督有志の声明」を有志代表として掲出した。

 

 

https://motion-gallery.net/projects/tonatoramovie