映画館で作品を観ることで感じ得る豊かさは、人生のエッセンスのひとつになると思っています。
作り手の想いを届け、観客となるお客様がその想いを受取り、作品が完成する場として「映画を愉しむ」為の映画体験を届け続けたい!
これまでの経緯
当館は茨城県土浦市にある映画館です。
東日本大震災により4スクリーンとも被災してしまいましたが、営業再開すべくシネマ1だけはどうにか営業を再開させました。
現在はシネマ1(ワンスクリーン)のみで営業をしております。
シネマ2の営業再開も願い、シネマ2にもシネマ1と同じ映写機を導入しましたが、劇場内等の修繕費用が多額になる見込みのため、いまだ再開することができておりません。
来場客数の減少と昨今の光熱費等の高騰も相俟って、修繕費用を捻出するどころか、日々の営業資金を賄うことすら厳しい状況です。
営業資金については、2023年からネットショップにて営業資金を募る活動を開始したり(皆さまからご支援をいただき)、舞台挨拶付き上映会を年に数回行って集客したり、その舞台挨拶時には常連様や知り合いに無賃でお手伝いしていただいたり、営業日は家族に無賃で手伝ってもらい、なんとか工面することができております。
前回のクラウドファンディングで皆さまから頂戴したお気持ちについては、シネマ1と受付ロビーの空調設備の買い替え、一部お手洗いの修繕費として使用させていただきました。おかげ様で、夏でもうちわを仰ぐ必要のない快適な空間で営業することが出来ております。前回のクラウドファンディングでご支援いただいた皆さまに、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
■前回のクラウドファンディングの支援金用途
・シネマ1のエアコン:350万
・受付ロビーのエアコン:100万
・一部トイレの水栓:20万
どうにか、なんとか、皆さまの支えがあって今日も営業することができております。
プロジェクト概要
「シネマ2をリスタートしたい!」
シネマ2の営業再開が叶えば、毎週末通い続けてくださっている常連様は勿論、いつか土浦セントラルシネマズでと夢見てくださっている皆さまの為に上映を続けたい作品を可能な限り続けつつも、配給会社との調整ができればとなりますが、当館が推したい作品や、皆さまからリクエストのある作品をひとつでも多く上映することができるようになります。さらに、新人監督の作品を上映する機会もつくることで、映画業界を応援する場としても一翼を担いたいと思っております。
当館は音響、劇場内の造りにこだわりがあるので「まるでその場に居合わせているかのような臨場感のある映画体験」を提供することができます。
「セリフが聞きやすい音」にフォーカスして音響設備を調整しているので、木々の触れる音や鳥の鳴き声、囁くようなセリフ等の微かな音も聞き取ることが出来ます。劇場内はスロープにすることで、音の反射をなくし、どこにお座りになっても変わらない音質でお楽みいただけます。さらに、当時1脚16万円のふかふかな座席を導入しているので、より快適に映画鑑賞していただくことができます。(隅の座席であれば・・まだふかふかなところがあるかもしれません)
■お客様の声
・今まで気が付かなかった音を聞き取ることができた
・耳栓をしなくて済んだ
・座席にゆとりがあって、ゆったり座ることができた
・スクリーンが大きくて驚いた 等
観たい作品の鑑賞をきっかけに、土浦セントラルシネマズで「映画館で作品を観ることでこそ得られる感動」を体験していただき、より作品を好きになっていただきたい、いつかミニシアターの違いをも愉しめるようにまでなっていただけたら良いな、と勝手に思います。(全国のミニシアター巡りとかも楽しそうですね^^)
シネマ2のリスタートのために・・
第一歩として、「スクリーンの張り替え」を目標にしたいと思います。
目標金額を超えた分については、
ストレッチゴールとして下記を想定しております。
■ストレッチゴール
①650万円達成:劇場内エアコンの買い替え、設置
②800万円達成:館内設備の清掃(壁、座席、カーペット、床等)依頼
③1000万円達成:定期メンテナンス費用
■内訳
・スクリーンの張り替え:150万円
・劇場内エアコン:500万円
・館内の設備・清掃等(壁、座席、カーペット、床等):150万円
・定期メンテナンス(映写機等):200万円