【能登復興・輪島塗職人を応援してください】600年の伝統を誇る輪島塗で日常に彩りを

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【能登復興・輪島塗職人を応援してください】600年の伝統を誇る輪島塗で日常に彩りを

令和6年、二度の災害が能登を襲いました。 元日の能登半島地震、そして9月21日の能登半島豪雨。 大切に育んできた文化や故郷が、大きく傷つく姿を目にしました。 あれから1年以上が経ちました。 復興しかけているように見えるかもしれませんが、輪島塗の現場は未だ製作環境が整っていないのが現状です。 復興にはまだまだ、皆さまからのご支援が必要な状況でございます。 風化を恐れる輪島塗の職人さんたちに、ご注文という形でエールを送っていただきますよう、お願い申し上げます。

 

歴史ある輪島塗を後世へ

私たちについて

はじめまして。
弊社は石川県輪島市で、輪島漆器の製造販売業をしております株式会社岡垣漆器店と申します。
屋号を「千舟堂(せんしゅうどう)」と称し、創業以来、ひたむきな「技」と「心」を愛して皆様に輪島塗を届けてまいりました。

洞爺湖サミット晩餐会の乾杯で、盃が採用される

弊社のモノづくりを認めていただいた実績として、2008年洞爺湖サミットが挙げられます。桜とイニシャルを内側に施した盃が、歓迎晩餐会にて、漆器組合を通じて公式採用されました。
このことは日本国内はもとより、国際的にも漆の魅力を紹介し、強く発信できたと自負しております。

災害から立ち上がる

令和6年、私たちの住む能登半島を2度にわたる災害が襲いました。
1月1日の能登半島地震、そして9月21日の豪雨災害。それぞれの被災状況に差異はありますが、心が折れたことに変わりはありません。

しかし私たちは全国の皆様からのご支援により、いま立ち上がろうとしています。

もともと40名ほどの職人さんと一緒にモノづくりをしてきた弊社も、昨年時点で20数名まで減ったのですが現在は35名ほどの職人さんとモノづくりを再開しています。

復興に立ちはだかる壁

一方、報道でも触れられていない一面もあります。
例えば仮設工房内の漆の乾きについて。これまでの経験をもとに温度や湿度管理を徹底しているものの、仮設工房の気密性が影響して思うように漆が硬化しないこともあれば、また別の仮設工房では硬化のスピードが早すぎてうまく仕上がらない場合も。
本来であれば計画通りにモノづくりが進むことで職人さんの安定した収入につながりますが、漆の硬化や発色が一定しないことで、それも不安定にならざるを得ません。

他にも風化を恐れて仕事が進まない職人さんや、疲れからか体調を崩す方々も見受けられるようになってしまいました。

職人さんの仕事を創りだすために

昨年は多くの方々に寄せていただいたご厚意のおかげで、私たちは前を向くことができました。
本当にありがとうございました。しかし、復興はこれからです。
慣れない環境でもがいていて、歩みが遅い我々かもしれません。
それでも前に進むために、また職人さんたちが安心してその技と向き合える環境を整えるために、いま一度皆様のお力をいただけないでしょうか。

輪島塗は分業制で成り立っており、今回ご紹介させていただく商品はそれぞれ別の職人さんが関わっています。
つまり、少しずつでも多くの職人さんに仕事が届くようにしました。

重ねてのお願いです。
どうか「技」と「心」を支えていくため、皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

 

 

https://shopping.nikkei.co.jp/projects/wajima-senshudo