忘れられた伝統技術の過去・現在・未来に迫る。 記録映像『東秩父村で竹縄をつくる』制作・配信プロジェクト

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東秩父村で竹縄をつくる

日本の山村から生まれた自然界最強のロープとも言われる「竹縄」。竹縄作りは現在、埼玉県東秩父村萩平地区に唯一伝承されている技術です。失われつつある竹縄づくりの技術を未来へと繫げるため、みなさまのご支援をお願いいたします。

【ごあいさつ】

東秩父村で竹縄をつくる東秩父村竹縄技術保存会会長 梅澤邦夫

はじめまして。
東秩父村竹縄技術保存会会長 梅澤邦夫と申します。

みなさんは「竹縄」を知っていますか?
竹縄は「たかなわ」と読みます。
「竹縄」は日本の山村から生まれ、自然界最強のロープとも言われています。
そして、竹縄作りは現在、東秩父村萩平地区に唯一伝承されている技術です。
井戸のつるべ、漁網や舟綱など、長きにわたり暮らしに用いられてきましたが、
昭和30年代に登場したナイロンロープに一気に取って変わられてしまいました。

今から約40年ほど前に東秩父村竹縄技術保存会が結成され、
現在でも地元の中学校で体験教室を開くなどの活動を続けておりますが、
竹縄作りを実際に経験した村人達の高齢化が進み、その技術は失われつつあります
萩平地区は、戸数25戸人口54人、超高齢化地域で20歳未満はいません。
さらに、竹縄の材料となる真竹は、
竹林の荒廃・タケノコのイノシシによる食害で極端に減少しています。

今年、竹の切り出しから完成まで、工程の一連が予定されています。
特に竹の切り出しは、山に入る機会も減り重労働となるため、次の予定が立っていません。
私たち東秩父村竹縄技術保存会では、
技術記録を残し継承の機運を盛り上げるきっかけにするために、
記録映像の制作を企画しました。

記録映像『東秩父村で竹縄をつくる』の制作・配信のためには、
みなさまのご支援が必要不可欠です。

何卒、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

 

 

https://motion-gallery.net/projects/takanawawotsukuru