2027日本スキー界の未来を変えるアルペンU16チーム全力応援!!

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2027日本スキー界の未来を変えるアルペンU16チーム全力応援!!

 

2026年3月に開催されたアルブチンブラFISチルドレンカップで好成績を収めた眞鍋親ノ介選手、金沢拓選手よりメッセージを頂きました。

 

眞鍋親ノ介選手(足利大学附属高等学校) SL4位

 

金沢拓選手(足利大学附属高等学校) SL6位 GS8位

 

 

私たち一般社団法人 ジャスト・ラビング・スキー(以下JLS)は、2012年の設立以来、日本のアルペンスキーの歴史を塗り替える可能性を秘めた「U16」と呼ばれる16歳以下の選手たちへの支援を続けています。若い年代で「世界」と戦い、経験を積む。それがU16世代の選手たちの育成では大切だと考えています。

 

2026/27シーズンのクラウドファンディングは、引き続き公益財団法人 全日本スキー・スノーボード連盟(以下SAJ)アルペンチームによる「U16強化プロジェクト」へのご支援を募ります。皆さまからの支援金は、2027年3月にイタリアで開催されるアルプチンブラFISチルドレンカップへの選手派遣、国内強化合宿などの活動に有効に活用されます。

 

2030年、2034年の冬季オリンピックで日本人アルペンスキー選手が大活躍するためには、今現在U16世代の選手たちに対する長期的、継続的な強化プログラムがとても重要です。

このプロジェクトへのご支援をきっかけに、若きレーサー達の未来をつくり、日本スキー界の未来を変える仲間のひとりに加わっていただきたいと思います。

 

■SAJアルペンスキーチーム「U16強化プロジェクト」とJLS「U16チーム支援プロジェクト」の関係 

 

SAJアルペンスキーチームの河野恭介ヘッドコーチが国内ヘッドコーチを務めていた2021/22シーズンに立ち上げた、U16世代のアルペンスキー選手の育成プロジェクトが「U16強化プロジェクト」です。
SAJアルペンスキーチームが「U16強化プロジェクト」の内容を企画・実施し、JLSは「U16チーム支援プロジェクト」を実行してその活動を支援する関係になっています。

 

◎JLSが過去9回実施したU16チーム支援プロジェクト(各プロジェクトページが新しいウィンドウで開きます)

 

「2026 アルペンU16チームとともに日本スキー界の未来を変える!」

133名の方から総額1,878,000円のご支援をいただきました。

 

2026年3月22日 支援金目録贈呈式@J SPORTSスタジオ
「2026 アルペンU16チームとともに日本スキー界の未来を変える!」に寄せられた

支援金にJCOM株式会社からの支援金をあわせた合計2,878,000円の支援金目録贈呈式を

W杯中継が行われているJ SPORTSのスタジオで行いました。
(写真左 JCOM株式会社 大橋一博常務執行役員、中 JLS 清澤恵美子理事、右 SAJ 原田雅彦会長)

 

 

SAJが担当する競技種目には、スキー種目としてアルペン、スキークロス、ジャンプ、コンバインド、クロスカントリー、モーグル、エアリアル、ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエアの8種目があり、スノーボード種目としてアルペン、ハーフパイプ、スノーボードクロス、スロープスタイル/ビッグエアの4種目があります。

 

このうちアルペンスキーの世界大会で日本人選手が獲得したメダルは、1956年にコルチナダンペッツォ(イタリア)で開催された大会で猪谷千春さんが獲得した回転種目の銀メダル、そして1958年のバドガシュタイン(オーストリア)で開催された世界選手権で、同じく猪谷千春さんが獲得した回転種目の銅メダルの2個のみです。以来およそ70年に渡ってオリンピック、世界選手権でのアルペンスキー種目ではメダルを獲得できていません。(参考: SAJ「記録に見る日本のスキー競技史」http://www.ski-japan.or.jp/3758/)

 

3位に「Igaya Chiharu」(猪谷千春さん)の名前がある

1958年2月2日バドガシュタイン世界選手権男子SLの公式リザルト

(野沢温泉村「ホテル・ハウスサンアントン」所蔵)

 

アルペンスキーは、スキー競技のなかでもっとも競技人口の多い種目です。スイス、オーストリアなどの「アルペン大国」と呼ばれる国々の選手でも、世界の頂点に立つことは簡単なことではありません。 まして、日本人のアルペンスキー選手が、世界の厚い壁を破るためには何が必要か。今現在、日本のトップレベルで活躍する選手たちの強化も必要ですが、もっとも重要なことは若い世代の選手たちの中・長期的な強化です。

 

海外の選手たちと違って、日本のU16世代の選手たちはハードパックされた雪質でトレーニングする機会を得ることがなかなかできません。また、海外では10歳前からの本格的なフィジカルトレーニング、コンディショニング教育が当たり前という現状もあります。そうした海外の状況にいつの日か追いつき、追い越し、日本スキー界の未来を変えるためには、子供の頃から正しい強化プログラムを組み、長期間に渡ってトレーニングを積み重ねる以外に方法はありません。

 

2026年2月 カムイスキーリンクス(北海道)で開催されたアルペンU16チーム合宿にて
(写真提供 SAJ)

「若い世代の選手たちの中・長期的な強化」を実現するためには、トレーニング環境が必須であり、その環境を充実させるための強化費が必要です。

 

従来とは異なる新しい方法でこの強化費を捻出するために、2012年にJLSを設立しました。

 

 

2026年9月18日に東京・恵比寿で開催された2026/2027 アルペンスキーチームキックオフパーティの席上、SAJアルペンスキーチーム河野恭介ヘッドコーチより「2030/2034 全日本アルペンスキーチーム強化戦略プラン」についての説明がありました。

 

2030/2034 全日本アルペンスキーチーム強化戦略プラン
SAJ アルペンスキーチーム河野恭介ヘッドコーチ

 

2025/26シーズン、冒頭でご紹介した眞鍋親ノ介選手、金沢拓選手がアルブチンブラFISチルドレンカップに出場し、世界から集まる同世代の選手たちを相手に好成績を収めました。また、国内で開催された大会においても、U16チームに所属する選手たちが次々と好成績を収めました。これは皆さまのご支援によって継続的に実施されてきたU16チーム強化プロジェクトの成果のひとつです。

 

 

世界のトップレーサーたちがしのぎを削るヨーロッパの環境と比べ、極東に位置する日本においては、若い世代から海外の最新トレンドやスピードに触れる機会は限られています。

U16強化プロジェクトでは、これまでに世界の精鋭が集うアルプチンブラFISチルドレンカップへの遠征派遣や、国内での戦略的な強化事業を展開し、若い世代が早くから「世界基準」を肌で感じるための取り組みを積み重ねてきました。

 

世界のトップを目指すうえで、最も大きな障壁となっているのが遠征・活動資金の確保と強化環境の持続可能性です。

  • 遠征費用・環境確保の難しさ
    • 世界と戦うためには本場ヨーロッパへの遠征や質の高い練習環境の確保が不可欠ですが、近年の物価高騰や為替の影響も重なり、活動資金の確保はより切実な課題となっています。
  • 一貫した育成・強化システムの維持
    • U16チームでの経験をU21チーム、そしてナショナルチームでの飛躍へとつなげるためには、単年度で終わらない「長期的かつ安定した育成支援の仕組み」を作り上げることが急務です。

「世界で勝てる強い選手を育て続ける」ためには、選手個人の努力だけでなく、日本のスキー界全体、そしてファンの皆さまとともに選手たちを支える持続可能な育成・支援システムを確立しなければなりません。若きレーサーたちが近い将来世界の頂に立つために、U16世代での強化と挑戦が不可欠です。

 

皆さまの温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。

 

アルペンスキー界の未来を担うアルペンU16チーム密着レポート
「アルペンスキーU16世界への挑戦 Season8:悔しさから始まる成長」(JCOM株式会社制作)