ページをご覧いただきありがとうございます。日本陸上競技連盟です。
日本陸上競技連盟と北海道陸上競技協会が主催し、毎年7月に冷涼な北海道で、中・長距離走の陸上競技大会「ホクレン・ディスタンスチャレンジ」を開催しております。
道内を転戦しながら、現在は北見市、網走市、深川市、士別市、千歳市の5つの会場で開催しています。また、地域の特色を活かしたイベントなども行っております。
本大会は、欧州とよく似た気候の北海道で行われることで、選手たちの国際大会に向けた記録挑戦のため、日本代表を含むトップランナーたちが全国各地から集い、自分との戦いに挑んでいます。
北海道で生まれ20年の歴史を刻んできたホクレン・ディスタンスチャレンジ(以下、ホクレンDC)。
近年ではペースメーカーを設定して、自己記録や国際大会の標準記録に挑戦できる貴重な大会となっています。日本の中長距離には欠かせないシリーズへと成長を遂げるとともに、日本の中長距離界のレベルアップに大きく貢献してきました。
2022年シリーズでは、自己ベスト・シーズンベストの更新率が5大会で平均30%を超え、約3人に1人が記録を更新するハイレベルなレースが行われました。2023年シリーズにおいてもより多くの出場選手が、自己ベスト、シーズンベストを更新し、中長距離全体のレベルをさらに向上させることを目標としています。(参照:ホクレン・ディスタンス2022リザルト)
本年のホクレンDCの記録はブダペスト2023世界選手権および、パリ2024オリンピックの資格記録として有効な期間の対象となるため、中長距離種目の強化戦略上、非常に重要な大会となります。
そこで一人でも多くの選手が、自己ベストやシーズンベストを更新する環境を整えるために、今年から電子ペーサー(ウェーブライト)を導入いたします。電子ペーサーは安定したペース誘導により目標記録達成がより狙いやすくなります。
今年は、ひとつアップグレードしたホクレンDCの開催を目指します。ホクレンDCの「新たなチャレンジ」として選手たちが一歩前へ進められる環境を皆さんと一緒につくりたいと思い、クラウドファンディングに挑戦させていただく運びとなりました。
https://readyfor.jp/projects/distance2023