環境省の「ふるさといきものの里」にも認定されている小野川温泉。夏は3種類の蛍、冬は巨大かまくら、なにより美肌成分が豊富な天然温泉。自然の恵みいっぱいの小野川温泉にを「貸切サウナ」を作りたい。コロナ禍を抜け出す一手。温泉旅館の挑戦です。
▼自己紹介 〜小野川温泉で旅館をやってます〜
はじめまして!
山形県米沢市の小野川温泉で…
『鈴の宿 登府屋(とうふや)旅館』を営んでいる遠藤直人(サウナネームは 直吉)です。
米沢生まれの米沢育ち。
温泉旅館に生まれたため、子どもの頃から温泉に入ってきました。
「毎日温泉に入れていいね。」
と言われてきましたが、子どもの頃は何がいいのかわかりませんでした。
温泉のありがたみを知ったのは、大学1年生のとき。
「アパートのお風呂は、どうしてこんなに温まらないんだ!?」
衝撃を受けました。
無知というのは恐ろしいものです。
その後いろいろなお風呂に入って、小野川温泉はとてつもなく温まる温泉だと実感しました。
今では小野川温泉の優れた泉質は、日本でも指折りと自信を持ってお伝えできるようになりました。
実家の宿へ帰ってきて、18年。
リーマンショック、東日本大震災とさまざまなピンチがありましたが、今回のコロナ禍はこれまでとは異質の大ピンチです。
終わりそうでなかなか終わらないコロナ禍。
いま率直に思うのは…
「コロナのせいで!と恨みごとをいうより、今ある時間を使って未来を作ろう」です。
2月からは「GOTOキャンペーン」と言われていましたが、蓋を開けたら「まんぼう」です。
米沢市が初めて指定されました。
予約のキャンセルが相次ぎ、休館の日が増えました。
が…
おかげで、時間がたっぷりございます。
コロナにもらったこの時間を活かして新たな一歩に向けて行動してみたいと思います。