
プロジェクト本文
「見たい、聞きたい、知りたい。」
好奇心の赴くままに、世界中からものを蒐集し
生涯をかけデザインの本質を追い求めた
孤高のコレクター永井敬二の軌跡を後世へ。
ハンス・J・ウェグナーやポール・ケアホルムの椅子、アッキーレ・カスティリオーニの照明、ディーター・ラムスの家電など、近代デザインを代表する建築家やデザイナーによって生み出された古今東西のプロダクトの数々――推定25,000点以上もの膨大なコレクションが、未整理のまま福岡県内の倉庫に保存されています。
海外の主要なデザインミュージアムと比較しても遜色ないコレクションは、「メーカーやデザイナーではなく、自分でいいと思ったものを」という言葉の通り、ただひたすらにデザインを愛し続けたインテリアデザイナー・永井敬二という一人の人間により半世紀をかけて集められました。
世間的には椅子コレクターとして知られていますが、実際のところそのコレクションの範囲は、食器や照明、家電製品、生活雑貨などありとあらゆる生活用品、さらには貴重なカタログや本など膨大な資料に及び、そのコレクションはデザイン史そのもののアーカイブといっても過言ではありません。
永井氏は、2024年に76歳で逝去しました。主を失った数万点ものコレクション。私たちは散逸の危機にあったこのデザインコレクションをなんとか繋ぎ止め、まとめて保存することを決意し継承することとなりました。
永井氏は生前、「見て、触れて、対話する」というモノを介した人々の営みを、何よりも大切にしていました。彼のコレクションに誰もが間近で触れられる場所をつくる。数万点のコレクションの行先の方針は決められていませんでしたが、福岡に「デザインセンター」を生み出すことが、永井氏の想いに応えることだと私たちは考えています。
しかしながらこの膨大なコレクションについて、何があるのか、それにはどんな価値があるのか、どんな経緯で蒐集されたのか、私たちも全容の解明には至っていません。歴史的資料として後世に残すためにも、まずはアーカイブ調査が求められます。
数万点のコレクションの保管・修繕と調査・記録には、膨大な時間や労力、そして資金を要します。永井氏と同じく、私たちもデザインを愛する一個人にすぎず、潤沢な資金があるわけでもありません。このコレクションの未来の可能性に共感してくださる皆様のお力をお借りしたいという想いから、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。
永井氏が抱き続けた純粋な好奇心のバトンと、このコレクションの生命線を、あなたも一緒に繋いでいただけないでしょうか。あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。









