
ました。
天野月オフィシャルサイト(https://tsuki-amano.com/)
5年前となる20周年の時にも、クラウドファンディングを利用してミニアルバム『二十歳』の制作をさせて頂きました。元所属事務所の社長の急逝とコロナ禍とが重なり、独立をせざるを得なかったわたしに対し支援してくださったみなさま、夢のような20周年記念盤制作の思い出を、本当にありがとうございました。みなさまのご支援で制作させて頂いた「音叉」のMV、感謝を込めて冒頭に添付させて頂きます。
25周年を迎える今年は、
ファンのみなさまが選んだ上位約20曲目と、
天野月自身が選ぶ約4曲+1曲入りの、
25曲入りリテイクベストアルバム『25』の制作を、
再びクラウドファンディングにて制作させていただきたいと思っています。
まずは、なぜ通常のベストアルバムではなくリテイクベストアルバムなのかについて、
お伝えさせてください。
読んでいただけると嬉しいです。
*なぜリテイクなのか
今から6年前、20周年目前であった2020年に、元所属事務所の社長兼プロデューサーの戸倉氏が急逝し、水面下で動いていた企画の多くは消失しました。
その消失してしまった企画のひとつが、天野の2001年からの活動キャリアすべてを通してのベストアルバムの制作でした。
わたしの楽曲は大きく分けて、
①元所属レコード会社・元所属レーベル(PONYCANYON・U’s MUSIC/2001〜2006年および2018〜2020年)
②元所属事務所(音倉/2007年〜2016年)
③天野月 個人事務所(Head Amp Lab./2021年〜)
が原盤権という権利をそれぞれ保有しています。
原盤権は「制作資金を出した人や会社が保有している、レコーディングした音源そのものにまつわる権利」を指します。
原盤権を保有していない人や会社は、許可なくしてレコーディング済みの音源を勝手に発売出来ないよう法律で定められており、リリース後70年間、リリースしなかった音源の場合は制作後50年間、法の元に保護されます。
制作費を出してくれる人や会社がいなければ、その作品は作られていないわけですから、
原盤権は、著作権などとは比べ物にならないほど強い権利です。
また原盤権は、保有者の生前であれば書類一つで他者に譲渡出来るものなのですが、
死後は誰にも譲渡する事が出来ません。
この法律は本来、制作物を他者から守るためにあり、なくてはならない大事なものなのですが、
この法律のために、
2007年から2016年の間の、戸倉氏が保有している天野楽曲の原盤権を、誰も引き継ぐ事が出来ず、
その期間に制作・リリースされた楽曲を原曲のまま再販したり、新しい作品に原曲のまま収録して発売する事が出来なくなりました。
活動20周年の時、上記理由でベストアルバムを作る事を諦めました。
レコード会社の人にも、どうにか天野月が原盤権を引き継げないものかと相談され、いろいろな方法を探ってみたのですが、残念ながら無理である事が判明した次第です。
そこでわたしは考えました。
リテイクしていけばいいのではないか、と。
もう一度新たにリテイクすれば、リテイクされた楽曲の原盤権は天野月のものに置き換わります。
そうすれば、ベストアルバムの制作も可能になる。
とは言え、すべての楽曲を全部リテイクしていくのは、資金の面で到底無理な話なのです。
また、元楽曲のアレンジを大きく変更したいという気持ちはなく、
できることなら原曲をそのまま収録したいがそれが叶わないからリテイクを選ぶため、なるべく原曲を壊さないようにしたいのですが、
リテイクベストアルバムをひとつの作品として考えた時に、
2007年以前と以降で、歌声の質感ががらっと変わってしまうのはどうかと思いましたので、以下のようにリテイク内容を分ける事と致しました。
(1)上記①となる2001年〜2006年、および2018年〜2020年にリリースされた作品
原盤保有者に原盤使用料を支払い、
原則として、ボーカルリテイク+新たにミックスをし直して収録
※一部のキーを変更したい楽曲の場合は、ほぼリテイクする事となる
(2)上記②となる2007年〜2016年にリリースされた作品
楽器とボーカルのリテイク+新たにミックスをし直して収録
原則として、原曲を演奏したミュージシャンがリテイクする
※近年お仕事をご一緒していないミュージシャンが演奏された楽曲の場合は、天野が演奏家を指定してリテイクを行う
(3)天野月(Head Amp Lab.)が原盤を保有している2021年以降の作品
原曲をそのまま収録する









