肝炎に苦しむアフリカの人を、日本の医療で救いたい!

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ウイルス性肝炎

ウイルス性肝炎をご存じですか? 肝臓の病気ですが、飲酒とは関係のない感染症です。世界では、このウイルス性肝炎のため、毎年134万人が、肝臓ガンなどになり、命を落としています(2018年)。この数は、HIV、結核、マラリアなどの世界3大感染症の犠牲者数に匹敵しますが、これまで、注目されることはありませんでした。

長年、日本で肝炎患者の支援に関わってきたピースウィンズの榛田(はりた)は、アフリカで肝炎とたたかう日本人医師と出会ったことから、すでにウイルス性肝炎を克服しつつある「日本の医療」を生かして、アフリカの人びとの手助けができないか、と考えました。 

かつては、日本でも、ウイルス性肝炎は「国民病」と言われていました。B型肝炎、C型肝炎のウイルスに感染した人はとても多く、肝硬変、肝がんの約8割は、これらの肝炎ウイルスが原因でした(飲酒が原因は約1割)。

自覚症状が出づらいという臓器の特性から、感染に気づいた時はがんの末期ということも少なくありませんでした。保険のきかない治療に全財産をかけ、祈祷や民間療法にすがるしかない人もいました。

 

この状況を改善するため、日本では1980年代から肝炎対策が進められ、今では、母子感染防止、治療費助成、治療や検査を促すコーディネーターの配置など、世界でもトップクラスの肝炎対策がとられています。治療法の劇的な進化もあり、早い段階で感染を見つけて治療をすれば “命を落とす時代ではなくなった”と言われるようになりました。しかし、アフリカには、今でも、同じ病気で、同じように苦しみ、惑う人々がたくさんいます。

 

私たちピースウィンズは、日本発の国際NGOとしての27年にわたる海外人道支援の経験と医療リソースを活用し、この問題を「日本の医療」で解決したいと考えています。

第一歩として、特に国際的な支援の遅れている「B型肝炎」に焦点をあて、多くの肝炎患者を抱えるアフリカ最貧国のひとつであるブルキナファソにピースウィンズの医師を派遣し、検査機器「フィブロスキャン」を寄贈するため、費用の500万円を募るこのクラウドファンディングを立ち上げました。

 

※税制上の優遇措置について

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンは広島県により認定された「認定NPO法人」です。ピースウィンズ・ジャパンへの寄付は、寄附金控除の対象となります。 3,000円以上のご寄付の上、送付を希望された方には、後日「寄付金受領証明書(領収書)」を送付致します。

 

 

https://readyfor.jp/projects/hepatitis_africa