北海道のみに生息する世界最大級のシマフクロウを絶滅の危機から救おう

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このクラウドファンディング終了まで、あと36日です

シマフクロウ

私たちNPO法人「 北海道シマフクロウの会」では、北海道のみに生息し現在は絶滅危惧種に認定されている「シマフクロウ」の保護活動を行っています。6年前からクラウドファンディングを活用し、皆様に支援を呼びかけ、多くの方々からご支援をいただいております。誠にありがとうございます。

皆様のご支援を基に本年2月には、第6回シマフクロウ保護活動支援金として、生息地でシマフクロウ保護、研究に尽力されている5名の方々、地域の動物園1先とシマフクロウ生息地の森などの環境を守り、新たな生息地を保全する活動を続けておられる2団体に総額90万円を贈呈しました。
今年度もシマフクロウの保護に取り組む皆様への助成を中心に、会報やWEBサイトでの情報発信などの活動を行う予定です。これらの活動を継続して安定的に行っていくため、皆様からの温かいご支援をぜひお願いします。

 

クラウドファンディング 理事長呼びかけ

皆さん、シマフクロウという鳥をご存じですか。
シマフクロウは、わが国では北海道のみに生息する世界最大級(体長約70㎝)のフクロウです。このシマフクロウが、今、絶滅の危機に瀕しています。生息数はわずかに250羽程度。環境省は絶滅が危惧される生物の「レッドリスト」の第1番にシマフクロウを指定し、その保全に取り組んでいます。
認定NPO法人北海道シマフクロウの会は、シマフクロウに関する情報の収集・広報活動や環境省の委託によりシマフクロウの保護に取り組んでいる個人等への支援を目的に活動している団体です。私どもは、令和元年から、クラウドファンディング方式によるご寄付を募ってまいりましたが、昨年の第6回も皆様のご支援のおかげで目標額70万円を上回る実績を挙げることができました。このご寄付を基に、本年2月には、シマフクロウの保護活動に直接携わる5名の方、シマフクロウの保護活動、生息地の環境保全や生息地の拡大・確保に尽力されている2団体、そしてシマフクロウの飼育・繁殖・展示を通じて保護活動の啓発に大きく貢献しておられる地域動物園に対して、総額90万円の支援金をお届けすることができました。
皆さん、我が国をはじめ、世界は今、2年前に国連のグテーレス事務総長が『地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した』と警告したように、気候変動も着実に進行し、様々な危機的状況に直面しております。
しかし、こうした状況下にあっても、シマフクロウの保護活動は休むことなく着々と行われ、一定の成果を収めています。
生物は一度絶滅すると二度と再生はできません。シマフクロウが生息数を減らしてきた一番大きな原因は、開発行為等の人間の活動による生息環境の変化によるものです。皆さん、どうか当会の活動にご理解を賜り、このクラウドファンディングの試みに積極的にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年度の支援金贈呈対象先

【個人】
・山本純郎氏(根室市在住)、早矢仕有子氏(札幌市在住)、竹中 健氏(札幌市在住)、齊藤慶輔氏(釧路市在住)、田村康教氏(釧路市在住)

【動物園】
・釧路市動物園

【団体】
・公益財団法人日本野鳥の会(苫小牧市)、ニムオロ自然研究会 高田令子氏(根室市)

◇自然の森に住むシマフクロウ


羽ばたく


飛行(正面)


飛びかかる

 

 

https://actnow.jp/project/shimafukurou2025/detail