人間が傷つけてしまっている猛禽類を見捨てない
私たちはこれからも人間としての責任を全うします
私たち猛禽類医学研究所は、人間が豊かになるための活動によって傷ついてしまっている野生の猛禽類に対して、「人間が”責任”をもって保護し、野生に帰ることができなくなった動物にも活躍の場を与え、”共生”していくための環境を作るべきだ」という考えのもと、活動を続けてきました。
しかし希少猛禽類の救護活動については、「種の保存法」で指定された種についてのみ餌や治療費の一部が環境省からもたらされている状況です。
高度な各種医療機器や、傷病鳥の治療に必要な医薬品、エサ代、手術費を含む治療費、そして治療後に野生に戻れない個体の飼育費等は独自で捻出しています。
前回のクラウドファンディングでは本当に多くの方からご支援をいただき、また温かな応援の声もいただき、私たちは本当に支えられました。深く感謝いたします。
しかし活動資金は一時的なものではなく、医療機器の更新や毎月の飼育費、治療費、調査のための機材の購入費等、毎月多額の資金が必要となります。
自立した運用ができるように頑張っていかなければと思いつつも、すぐに全ての資金を独自で捻出することは正直難しいところです…。今一度、私たちに力を貸していただけませんでしょうか。皆さまのご支援、応援が私たちの力となります。
今回、皆さまからいただいたご支援金は、「老朽化した医療機器の更新と充実化」、「終生飼育個体の飼育管理費」、「野生復帰させた個体の追跡調査に必要な機材の購入費」に充てさせていただきます。
またこのクラウドファンディングが、傷つけられてしまっている猛禽類たちの存在を知っていただき、そして彼らと人間の共生について考えていただく機会となれば幸いです。
皆さまからのご理解とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。