2022年公開「幻の蛍」でデビューを果たした富山県出身の新進気鋭映画監督である伊林侑香による最新映画。
本年10月13日より全編オール富山ロケにて撮影を敢行。
今だから伝えたい、映画「祝日」の製作応援プロジェクトです。
【このプロジェクトについて】
2022年公開「幻の蛍」でデビューを果たした富山県出身の新進気鋭映画監督である伊林侑香による最新映画。
今作の脚本を担当したのは、第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した伊吹一氏
その脚本を読んだ時、映画制作に携わるものとして、
今、撮らなくてはいけない作品だと強く思いました。
急ピッチに準備を進め本年10月13日より全編オール富山ロケにて撮影を敢行。
今だから伝えたい、映画「祝日」の製作応援プロジェクトです。
【あらすじ】
優しかった父の自死により、母は蒸発し、幸せだった家庭は崩壊した。
中学に入ってからずっと独り暮らしをしている奈良木保。
幸せだった過去を思い返すも、どうしようもならない現実に絶望を感じていた。
そんなある日、いつものように学校に行く木保。
すると、正門には「祝日につき、休校」の張り紙が。
その瞬間、彼女の中の何かが途切れた。
彼女は吸い込まれるように屋上に向かい、そして、自死を決意する。
その時、自分のことを「天使」だと名乗る鼻血を出している女性と出会う。
なぜか、そのまま天使と一日を過ごすことになる木保。
馬場さんという名の天使と過ごす何気ない「最期の一日」。
そこで出会う風変わりな街の人々との出会いやさりげない出来事が、木保の世界を静かに、明るいものへと揺り動かしていくささやかな物語。
【脚本・伊吹一について】
1994年生まれ。山梨県出身。
青山学院大学大学院法務研究科修了。
第13回南のシナリオ大賞、第46回城戸賞/第33回ヤングシナリオ大賞佳作。
映像脚本だけでなく、オーディオドラマやラジオドラマなども多く手掛けている若手脚本家。
滋賀県日野町PRオーディオドラマ「私が日野町に恋した話」、FMとやま「西村まさ彦のドラマチックな課外授業」、日向坂46個人PV「ぱるよの星」、メルセデス・ベンツ「BELTA&OSCAR」他。
【監督・伊林侑香について】
1999年生まれ。富山県出身・在住。
2017年3月富山県立富山商業高等学校卒業。合同会社コトリに入社後、富山県内にてTVCMなどの企画演出に携わる。
主に坂本欣弘監督の演出助手として活動。
映画監督デビュー作「幻の蛍」で第17回大阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部門において正式出品。
平昌南北平和映画祭2022 Spectrum部門 正式招待。
ウィーン日本映画祭 2022 正式招待。
今作が映画監督2作目となる。
伊林監督コメント
今作では、誰もが一度は考えたことがある「生と死」をテーマにしています。
辛いこともある日々の中でクスッと笑える時間や、
なんとなく、明日も人生がんばるか!と思えるような
そんな、優しく、心強い作品にしたいと邁進しております。
一人でも多くの方に届きますようにご支援お願い致します。
<キャスト情報>
木保役・中川聖菜
2009年1月13日生まれ、富山県出身。
今作のオーディションにて抜擢。
映画初主演。
馬場さん役・岩井堂聖子
1984年生まれ、福岡県出身。
『苺の破片』(04/中原俊監督)でスクリーンデビュー。
翌年、『妖怪大戦争』(05/三池崇史監督)にヒロインの川姫役として抜擢され、新人ながら堂々とした存在感を発揮し注目を浴びる。
『真白の恋』(17/坂本欣弘監督)で第32回高崎映画祭 最優秀助演女優賞を受賞。
その他の主な出演作に、『シムソンズ』(06/佐藤祐市監督)、『黄色い涙』(07/犬童一心監督)、『フィッシュストーリー』(09/中村義洋監督)、『生きてるものはいないのか』(12/石井岳龍監督)『サムライフ』(15/森谷雄監督)などがある。
アフロさん役・芹澤興人
1980年12月1日生まれ、静岡県出身。
2009年に主演した『最低』にて、第10回TAMA NEW WAVEでベスト男優賞を受賞。
2014年には『死神ターニャ』にて、福岡インディペンデント映画祭2014で俳優賞を受賞。
カフェの女性店員役・中島侑香
1999年生まれ。愛知県出身。ヒラタオフィス所属。
雑誌「JJ」や「ゼクシィ」などモデルとして活躍し、近頃は俳優として映画『MIRRORLIAR FILMS「名もなき一篇・東京モラトリアム」』(藤井道人監督)など作品に出演し、活動の幅を広げている。
マジシャンの男役・西村まさ彦
1960年12月12日生まれ、オフィスにしむら所属。
さまざまな作品で幅広い役を演じる。近年では映画『大河への道』、映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』、テレビドラマ『警視庁考察一課』などに出演、精力的に活動している。