コロナ発生から約1年後の2021年夏ごろ、以前から教室に通われていたシニアクラスの生徒さん(薄 様 80代)から「一緒に教室で体操をしていたお友達が、コロナの感染の恐怖と経済的な理由から体操を辞めてしまった」というお話を伺ったことが、プロジェクト立ち上げのきっかけとなりました。
そして、シニアの方にも安心して運動を続けていただくには3つのポイントがあることが分かりました。
1つ目は、好きな時に通えること。
2つ目は、料金が高くないこと。
3つ目は、色んな方と仲良く楽しくコミュニケーションが取れること。
この3つのポイントを押さえた「限りなく安く毎日通えて地域密着型の場所」「シニアが通いやすい運動施設」が必要だと感じました。
コロナ感染対策として以下の事を実施していきます。
定員人数通常20名を半分の10名にします。
レッスン後に用具や手が触れる部分や床面をアルコール消毒します。
講師はワクチン接種2回目を終了している者が実施します。
換気を定期的に行います。
東村山市にはまだまだ誰もが気軽に通える運動施設が多くありません。
コロナウイルスにより外出する機会が減り、運動の機会を失ったシニア層を含む多くの方々を笑顔で元気になっていただきたい。そんな思いでこのプロジェクトを始めることにしました。
日常的に運動をすることで健康寿命が延び、病気に負けない強い身体を持つことができます。また、外出する事で地域の方との交流(コミュニケーション)が生まれ、生活に張りが出ます。
私たちは運動面と交流の面で地域の一部となり、皆様の生活に少しでも張りや生きがいを生むお手伝いが出来ればと考えています。
約1年間、市の福祉課の方や市内の店舗様や様々な運動を教えている講師の方々など色々な方にお会いして、何が必要でどんなことが出来るか模索しました。同時に、良いメンバーとも巡り合うことができ、共通の想いから今回のプロジェクトを形にすることが可能になりました。