このプロジェクトについて
様々なアーティストやクリエイターが集う文化の港として神戸を更に開いていく為、神戸市中央区の異人館街、北野に国内外のアーティストが滞在できる施設、Artist in Residence KOBE(AiRK)を始動させます。
ごあいさつ
はじめまして。HAAYMM(ハイム)と申します。私たちは、普段はそれぞれ異なる分野で神戸を拠点に、もしくは神戸と繋がりながら活動を行ってきましたが、とある出会いからこのチームを結成することになったのです。そして私たちHAAYMMは、神戸市の北野エリアにアーティスト・イン・レジデンスをオープンし、運営を始めることにしました。
以下、それぞれのメンバーがリレー形式でプロジェクトへの思いを綴っています。
少し長くなりますが、最後までお読みいただければ嬉しいです。
アーティスト・イン・レジデンス建物外観 ©︎野田亮
もくじ
・ プロジェクトのはじまり
・ 神戸に来た国内外のアーティストはどこに滞在する?
・ 神戸の中の特殊な場所、北野というエリアについて
・ AIRが文化・芸術にもたらすもの
・ AiRKがつなぐ、神戸とアートとわたし
・ これからの活動内容
・ 皆さまへのリターンについて
プロジェクトのはじまり
はじめまして。本プロジェクトメンバーの松下麻理です。私は神戸に映像作品を誘致し、撮影を支援する仕事をしています。2021年の夏、支援していた映画のロケで森山未來さんと出会い、ある相談を受けたことから、このプロジェクトがはじまりました。
それは「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で開催される10日間の合宿型プログラムのために、複数の参加者が滞在できるレジデンス(居住スペース)を探している」というものでした。参加者の方に神戸のまちを深く感じてもらえるようなレジデンスでの滞在を強く望まれ、さらにはそのプログラムのためだけでなく「今後、恒常的にアーティストを受け入れられる施設が神戸には必要」と熱く語られ、その熱意に背中を押されるように場所探しを始めたのです。
森山未來さんが参加したアーティストサポートプログラム
エラ・ホチルド×中野信子×森山未來『Dance of Death(仮称)』成果発表@KIITO