ページをご覧いただきありがとうございます。もんぜん千年祭実行委員会です。
私たちもんぜん千年祭実行委員会のメンバーは、30歳代から70歳代まで多世代にわたり、またそれぞれ専門性のある仕事(建築・美術・広告他)や、まちづくりに関わってきた人材です。それぞれの方向性や意見は多様なので、組織としての機動力にはやや弱さがありますが、善光寺門前の未来の可能性への期待や、善光寺門前の歴史に興味やリスペクトを共通認識として持って、この企画に関わっております。
現在各地で開催されている大きな芸術祭ではなく、多様性を持って、この土地、風土、歴史に根差した持続可能な芸術祭を育て、次世代へと繋げていきたいという方向性で一致したメンバーです。
− 「もんぜん千年祭」とは
「もんぜん千年祭」で取り上げる芸術は、いわゆる「アート」だけではなく、リベラルアーツとしての「総合的な知」のイメージを重ねています。
開催場所は、長野県長野市 善光寺界隈。善光寺前に広がる門前町を中心に芸術祭は展開されます。
〈善光寺山門からみた門前町の眺望〉
目の前の情報に近視眼的にしか世界や自分を見られなくなっている現代に、善光寺の持つ千年を超える歴史に呼応するように、新しい視点を加えてみたいと思います。
「アートの持つ遊びの感覚」が、もんぜん千年祭では大事なポイントです。
善光寺門前を中心に長野の地で暮らし・働く方々で構成された実行委員会が、まちに宿る文化資源を感じながら作り上げていく点が特徴です。中⻑期的な継続を⽬指し、アート、観光、まちづくり等、⾨前で活動する⼈材が年代や分野を越えて協働する仕組みを作り出します。
千年余も続く善光寺⾨前で、芸術や芸能、伝統的な遊びやこれらの学びを通じて、⼈々が語り合い、⽴場を超えてあらためて出会う機会を創出します。