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私は静岡県浜松市天竜区佐久間町から、夫の地元である磐田市に嫁ぎ、3児の母となりました。夫の両親と2世帯で注文住宅を建て、ミニチュアダックスフント1匹と共に暮らしています。
専門学校で保育士免許を取得し、保育士として働き始め、生活環境が変わるたびアパレル関係、広告関係の仕事を経て、現在34歳、フェイシャルエステサロンの従業員として2年目を迎えます。
夫の地元である静岡県磐田市には、昔から続く鮮魚店があり、山育ちですが魚好きの私は、すぐにその鮮魚店「まるく」のファンになりました。
鮮魚店「まるく」について
鮮魚店の名前「まるく」は、現在の店主で四代目、初代店主の名前に「九」が付いていたので「まるく」だそうです。「まるく」は、夫の実家から歩いて数十秒、地元のローカル線、天竜浜名湖鉄道の目の前にあります。「まるく」は、まるで実家に帰って来たような温かい雰囲気で、お刺身は臭みがなく新鮮なものを提供してくれていました。
前述した通り、私はお魚関係の仕事をした事もありませんし、鮮魚店を開くつもりもありませんでした。
前述した通り、私はお魚関係の仕事をした事もありませんし、鮮魚店を開くつもりもありませんでした。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
昨年末になり、その鮮魚店が閉店すると知った時には「ここの魚を食べられなくなると地域のじーじばーばが困る」と思い、店を継ぐ決断に時間はかかりませんでした。
「まるく」は、現在は閉店していますが、開店当時は地域住民だけではなく、車で1時間以上かけて買いに来る方もいれば、岐阜県からのお客様もいたと伺っています。閉店された現在も、時々常連客から電話がかかって来ては、仕方なく注文を受けている状態です。
利用客からは「まるくの刺身を食べたら他の店のお刺身は食べられないよね」だとか、閉店してからは「どこでお刺身を買えばいいの?」などの声を聞きます。
「まるく」は店舗兼住宅となっているので、お店のおじさんおばさんの生活を尊重して、屋号のみ受け継ぎ、近場に出店を考えています。
鮮魚店の経営は厳しいと言われていますので、継ぐ人はいませんでした。事情を聞いた時のおじさんおばさんの声からは、諦めさえ感じました。それでも「まるく」のお刺身を求めている人がいるのが現状で、お店の経営を考えるよりも、それ以上に、まだ地域の方々に「まるく」の美味しい魚を食べてもらいたいです。
魚屋を継ごうと思った理由は、ただそれだけです。
今回のプロジェクトを実現させる事ができれば、将来は、魚だけではなく、また別の食から地元を世の中に発信でき、地域の活性化に繋がります。また、子供の職業体験の場としても活用してもらい、子供が集まる町にしていきたいと思っています。