金沢大学は、1862(文久2)年に創設された加賀藩彦三種痘所を源流とし、旧制第四高等学校などの前身校の歴史と伝統を受け継ぐ総合大学です。豊かな伝統文化が醸成された学都金沢の恵まれた環境に位置します。
160年という長い歴史の中で、わが国の高等教育と学術研究の興隆に貢献し、我が国を代表する基幹的大学へと発展してきました。現在に至るまで、教育、研究およびそれらを基にした社会貢献により地域と世界に資するべく、不断の改革を続けています。 諸先輩が築き上げてきた歴史を礎に、金沢大学憲章に掲げる「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」という基本理念に立脚して、金沢大学の揺るぎない未来ビジョンを『志』として、学内並びに社会に示します。
プロジェクトの概要
本プロジェクトでは、金沢大学生の一人ひとりが安心して使えるトイレを少しでも増やすために、金沢大学の学生と教職員が協働でトイレ環境の改善を目指します!
金沢大学が金沢城内からキャンパスを現在の角間地区に移転し、34年が経ちました。最も早く移転を行った文系のキャンパスがある角間キャンパス北地区は、建物の老朽化等が進んできています。
学生の皆さんが快適なキャンパス生活を送れるよう食堂などの福利厚生施設について再整備を進めていますが、厳しい財政状況の中、十分に整備しきれていない現状があります。
その中でもトイレ環境については、スペースのゆとり、清潔性、照度なども十分ではなく、快適な環境とは決して言えない状況です。特に、和式トイレが未だに半分近くあり、休み時間には女性トイレに行列ができるなど、学生の皆さんに不便な状況となっています。将来的には、快適性、機能性、多様性を兼ね備えた新しいトイレ環境を整備していきますが、それには膨大なコストと時間がかかります。
本プロジェクトについては、すでに大学の自己資金も捻出しトイレの改修をスタートさせていますが、改修対象となる建物が13棟もあり、全てのトイレを改修する経費を一度に捻出することは難しい状況です。
しかしながら、学生の皆さんにとってキャンパスで過ごす時間は限られているため、一日でも早く快適なトイレ環境を提供するために、クラウドファンディングを利用し、多くの皆さんからのご支援をいただきながら、本プロジェクトを進めていきたいと考えています。
現在、金沢大学に通う学生の皆さんが、一人でも多く、そして一日でも早く安心で快適なトイレを利用できるよう、このプロジェクトを立ち上げました。プロジェクトの実現に向けて、皆様からの温かいお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。