活動21周年を迎えた 絵描きのchicaが、今まで支えてくださったファンの皆様へ感謝を届けるプロジェクト。 直接言葉で想いを届け、言葉を受け取ることが、今一番の薬。自ら治癒を目指すための「旅する個展プロジェクト」です。
人と人を繋ぐ「旅する個展プロジェクト」
〜日本から、そして世界へ〜
はじめまして。絵描きのchicaと申します。
2002年、母を亡くした私の世界はモノクロになりました。 心から欠けてしまった色を探すために、絵を描きながら、見つけた色が本物なのか?を確認するようにストリートに出ました。 絵を通して、多くの人との出逢いからモノクロの世界から再び世界に彩りがうまれ、生きてゆく希望をいただきました。
2009年には 進行性の難病にかかったことを機に 絵を描くことから遠ざかってしまいましたが、父の余命宣告を受けて 食事も喉を通らなくなった父に、絵を見せたとき、ふと緩んだ表情をみて絵の持つ力を目の当たりにしました。
その姿を見て、難病になり絵を描くことを諦めていた私は、再び絵を描こうと決意をしました。
それはちいさなちいさな歩みでした。できない自分を受け入れながら、できることを心を込めて世界に蒔いてゆく。そんないっぽいっぽが、ひとり、ひとりと出逢い勇気をくださいました。
父の旅立ちから8年、現在Youtubeで 6万人以上のご登録者の方々と繋がり、4年間の間たくさん勇気をいただいてきました。毎日届く言葉が細胞に染み渡り、心底励まされ勇気をいただきました。
私は 皆さんに逢いたいと思うようになりました。いのちを確かめ合いたい、そう想い、21周年を記念し神奈川県にて2023年夏、個展を開催しました。