世界に誇る日本の伝統焼ものを、 現代に、そして未来へと繋ぎたい

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IZURU

IZURU

 

はじめに

 

プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。IZURUの山本周作と申します。

 

IZURUは、2014年に弟・領作と二人で立ち上げた備前焼の工房です。

 

私たち兄弟の祖父は、人間国宝の山本陶秀、父は、岡山県の重要無形文化財保持者の山本出というように、代々焼き物を生業にしてきた家系に生まれ、幼い頃から陶芸の世界に囲まれて育ってきました。

 

IZURU 
IZURU(左:周作 右:領作)

 

日本六古窯のなかで、最も歴史が古いと言われる備前焼。誕生より今日までの800余年、ほとんど形を変えることなく、正統な伝統を連綿と受け継いできました。現代に残る確かな知識と技術の継承は、先人たちによるたゆまぬ努力の結晶にほかありません。しかしながら、いまの備前の町は、昔のようにものづくりの活気に満ち溢れているとは言い切れません。

 

IZURUでは、先代から教わった備前焼の本質を大切に守りながらも、現代の暮らしにあった、もっとフレキシブルで身近な「新しい備前焼」を模索すべく、さまざまな挑戦を重ねてきました。その一つが、ペールピンクやターコイズ、ネイビーといった明るいカラーリングを施した、色付きの備前焼「色備前」です。

 

このコレクションは、多くの方々にご好評いただいておりましたが、この度さらにもう一歩先に前進すべく、新しく土の開発を始めました。

 

通常の備前焼は、田土(ひよせ)と呼ばれる粘土質の土を使用していますが、備前には、耐火用煉瓦にも適した土を採掘する鉱山があります。地産地消の発想から、同じ地域で取れる原料を備前焼にも転用することで、より効果的な焼き物がつくれないか。こうしてはじまったのが、新しいブランド「NEU(ヌー)」の開発です。

 

IZURU公式サイト:https://izuru-seitou.com/

IZURU公式Instagram:https://www.instagram.com/izuru_seitou/

 
 

https://readyfor.jp/projects/neu-izuru