掲載サイト:https://readyfor.jp/projects/intai3
クラウドファンディング内容
前回「引退競走馬のセカンドキャリアを支援」で皆様からご支援いただきプロジェクトを進めております引退競走馬党の渡邊宜昭です。 前回のプロジェクトでは182人もの方々からご支援いただき無事達成することができました。 本当にありがとうございました。
前回のプロジェクトで佐賀競馬から引き取りました「マカロン号」は現在元気に再調教の練習を行っております。当初再調教には10か月から12か月程度を必要としておりましたが大変利口な馬で6か月程度で再調教を終えられるのではないかと考えています。 調教技術が高い先生のおかげでもあると思います。
下の写真はマカロン号を引き取りに行った日に馬運車に乗せたときの写真です。
この度READYFOR様が常設で継続寄付をお願いするプロジェクトを始めてくださいましたので継続して引退馬達を救えるように皆様にお願いしたいと思います。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
マカロン号に続き継続的に引退競走馬を助け出し次の活躍の場を与えてあげられるようにホームページを立ち上げてご支援をお願いしている所ですが、知名度も低く、なかなか支援金が集まらないというのが現状です。
(それでも毎月定期的に応援してくださる方も数名いらっしゃいます、感謝です)
発信力のあるプラットホームで皆様に継続支援をお願いしたいと考えこのプロジェクトをたちあげました。
私がなぜ引退馬を助け出し次の活躍の場を提供するような活動を始めたのか、そのきっかけは何だったのかについては前回のクラウドファンディング「引退競走馬のセカンドキャリアを支援」のプロジェクトをお読みいただくとお分かりいただけると思います。 よろしければ前回のプロジェクトの内容も合わせてお読みいただけましたら幸いです。
以前に佐賀競馬の関係者の方から、引退予定になっている馬がいるのですが乗用馬として活躍できるように引き取ってもらえないでしょうか?と問い合わせがありました。 引き取ってやらないと行く末は「食肉業者」が連れていく確率が非常に高いです。 目の前に助けてやらないといけない馬がいて、じっとしておれなくなりました。 しかし、前回のプロジェクトでもお話しましたように問題は費用です。 独自にSNSやHPを通じて支援をお願いしておりますが足りません。
前回はまだ見ぬ引退馬を助け出すために、まずはクラウドファンディングで皆様からの資金をお願いし、プロジェクトが達成できれば具体的に助け出す馬を探すというところからスタートいたしました。 つまり資金が集まってからスタートいたしました。
しかし、今回は次から次へと出てくる引退馬を継続的に助け出すために始めるプロジェクトです。
できるだけ早く引き取ってやらないとこの世からいなくなるかもしれないのです。
マカロン号
▼プロジェクトの内容
提携先乗馬施設「ルヴァードライディングクラブ」にて引き取った馬に再調教を施し、馬達が自分の力で稼げるように訓練します。
大型動物は生きてゆくのに大変なお金がかかります。
(1頭で2000万程度かかると言われています)
私たちは引き取った馬を皆様の支援金で単に飼養するのではなく、その馬達が「自らの生活費用を自らが稼げるように」手伝ってあげる事なのです。
今までは競馬場でただ早く走るだけという事だけしか教えられていない馬に人を載せて止まる、指示通りに歩く、走るといったことを教え、安全に乗馬クラブに来る人を楽しませ、その報酬としてお客様から代金を頂戴し、それをもって自らの生活費を稼ぐことができるようにしてあげなければなりません。
調教後はできればクラブ会員の方に自馬として可愛がっていただきたいと考えていますが、それがかなわない場合はクラブに引き取っていただき会員の皆さんに騎乗していただくクラブ馬として活躍してほしいと思っています。
また、他の乗馬施設への譲渡も視野に入りますが成長を見れるよう、できるだけ近くにいてほしいと思っています。
調馬策による調教の様子
前回のプロジェクトと大きく違うところは、前回はまずはクラファンで活動資金を応援いただき、達成すればその資金で助け出す馬を特定するという方法でした。
結果としてマカロン号と縁があり彼女を助け出すことにつながりました。
今回のこのプロジェクトは継続的に次の引退馬を助け出してやるためのマンスリーサポーターをお願いするプロジェクトです。
なお本プロジェクトには家畜商の許認可は必要ありません、当プロジェクトは営利事業として継続的かつ反復的に家畜の売買を行うものではありません。 (家畜商法第1条及び第2条) 福岡県庁 畜産課に確認済
▼ご支援いただいた資金の使途
前回のクラウドファンディングのマカロン号での経験からより具体的、現実的な費用配分がわかりました。
馬の引取り、馬運、入厩の費用 約440000円(税込)
毎月の預託費用(99000円×6か月) 594000円(税込)
READYFORサービス手数料8%+税
定期的な装蹄料 1.2~1.5か月に1回×6回程度 85800円(税込)
予備の医療費 100000円
マカロンの医療費に80350円かかりました(胃潰瘍を患いました)
その他通信費、雑費等 33000円 (税込)
概ね140万円程度集まれば1頭を引き取り訓練できます
マカロン号の経験から再調教期間を6か月といたしました。
乗馬クラブの先生の技術が高く、6か月あれば大丈夫だろうと判断いたしました。
本プロジェクトは私、引退競走馬党代表者 渡邊宜昭が引き取った引退馬に再調教を施し次の活躍の場としてどなたかの自馬として譲渡するか、または乗馬クラブに譲渡し引退馬が自らの生活費を自らが稼ぎだせるように支援することを継続的に行うものです。
資金は常に次の1頭のために継続的に有効に使わさせていただきます。
▼譲渡先について
譲渡先について まずはルヴァードライディングクラブの会員様の中から自馬としてもっていただける人を探します。 自馬会員が見つからなかった場合はクラブ所有の馬として活躍してくれるようにクラブへの譲渡をいたします。
他の乗馬施設への譲渡は6か月間の他への移動禁止など一定の条件をつけて行う場合があります。
提携先乗馬施設 ルヴァードラディングクラブ 第1種動物取扱業【登録番号】第E2901032号
免責事項
引退馬は生き物です。乗馬用として活躍できるよう再調教(リトレーニング)を行い、譲渡先と活躍の場を探すことを目的としていますが、保護した馬の飼養中、さらに譲渡までの間に疾病や怪我・事故ならびにその他、何らかの理由により死亡または予後不良(安楽死を選択せざるを得ない状況)となるリスクがあることをご理解ください。また、万一そのような状況に陥ったばあいでも支援金の返却はできないことをご理解いただけますようお願いいたします。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
▼継続的に活動を行う必要性
引退馬のセカンドキャリアを支援する活動は1回切りで終わる物ではないと考えています。 年間に7000頭もの競走馬が生産され、ほぼ同数の馬達が引退しています。
第2の馬生を獲得して生き生きとしている引退馬は大変少ないのです。 1頭でも多く幸せな馬にしてあげたいと思っています。
将来は競馬界や政治がもっと積極的に引退馬達の事を考えた施策を実行してくれることを望んでやみません。 それまでは微力ながら活動を継続したいと考えています。
▼リターンについて
リターンについては支援金額にかかわらずすべて同じとさせていただきました。
サンクスレターに加え再調教開始後の様子はすべての方に見ていただけるようフェイスブックページで前回のマカロン号と同じく適宜アップしてまいります。
日ごろの様子を見ていただけるようにいたします。
コロナが落ち着きましたらマカロン号を含めクラブに見に来てやってください。
<団体情報>
【活動開始年月日】: 2021/08/23
【法人設立年月日】: 2021/04/02
【団体役職員数】: 3人
【活動実績】
任意団体「引退競走馬党」を設立。
その後2021年6月10日からREADYFORにて「引退競走馬のセカンドキャリアを支援」というクラウドファンディングを実施し、成立。
これに基づき2021年8月23日に実際に引退馬を引き取り、現在もセカンドキャリアに向けトレーニング中です。
その他、継続的な支援をお願いするため「引退競走馬党」のホームページを立ち上げ、現在も次の引退馬を支援する為の寄付を募集しております。
活動の具体的な方法は前回のクラウドファンディングに記載のとおり、提携乗馬施設にて引き取った馬を再調教しております。
継続的に引退馬を支援する為に常設の継続寄付を行いたいと考えています。