新しいお見舞いの形をつくる
AI搭載型ロボット(temi)の導入にご支援を
新型コロナウイルス感染症蔓延により、従来のようにご家族やご友人が病室で直接お話できるような面会の設定が困難な状況となりました。そんな中で寂しく、お辛い思いをされている患者さんのお声を数多く聞いています。
そしてこの状況は、これからも続くだろうと予測しています。
私達は「あなたとの対話が創る信頼と安心の病院」を理念としており、この状況下であっても患者さんの心の安らぎとなる面会を、新たな形でなんとか実現できないか、検討を重ねてきました。
そこで今回AI搭載型ロボット(temi)を導入することで、「新しい形のお見舞い」をつくりたいと考えています。
スマートフォンやPCでの通話やTV会議システムでは実現できない、自然対話、表情認識、音声感情分析、顔認識等のコミュニケーションに特化した機能を持つAI搭載型ロボットを導入することで、患者さんとご家族の対話を実現しつつ、高度な医療的サポートができます。
AI搭載型ロボット(temi)が患者さんとそのご家族、関わる皆様をつなぐ「窓」となり、遠く離れていてもお互いの顔を見てお話ができる機会をつくっていきたい。ポストコロナの時代に合わせた「新しい形のお見舞い」をつくり、患者さんとご家族の皆様に信頼していただけるような病院であり続けたい、と考えています。
私達はこれからも歩みを止めず、地域の皆様とのお繋がりを大切にしながら、高度な医療を提供し続ける大学病院としての使命を果たしていく所存です。
皆様からの温かいご寄附を、心よりお待ちしています。
岐阜大学医学部附属病院
病院長 秋山治彦