令和4年。
世界で働く子ども、約1億人以上。
長時間の水くみ、畑しごと、物乞い、売り歩き、そしてセックスワーク。
私たちが、活動する西アフリカのシエラレオネでは、児童労働の問題はより深刻です。
5歳~14歳の子どもの21.8%が児童労働に従事し、学校に通っていません。*1
シエラレオネは、かつては11年間にもおよんだ内戦により「世界で一番いのちの短い国」と呼ばれ、現在でも1日約400円以下で生活する人々が、人口の75%にのぼります。*2
コロナ禍により、生きるために長時間働き、学校で勉強することがままならない子どもたち。
家庭の経済状況により、留年・退学してしまうことで、中学校を卒業できない子どもは、全体の約26%にものぼります。*3
私たちは、そうした環境にいながらも「もう一度学びたい」子どもたちに
最初のチャンスを届けつづけてきました。
はじめまして。
下里夢美(しもさとゆめみ)と申します。
私たちNPO法人アラジは、西アフリカのシエラレオネで、約8年に渡り、困難な状況に陥る子どもたちに、様々な教育機会を提供してきました。
活動のきっかけは、13年前、高校2年生のときに、とあるドキュメンタリー番組をみたときのこと。
シエラレオネの戦争孤児の男の子アラジ君が、兄弟を養うために、鉄くずを売って、空腹と戦う日々を過ごしていました。
他のどんなことよりも、「勉強がしたい」と言った彼の言葉が1日も忘れられず、2014年に引き寄せられるように、活動をはじめました。
あれから大学卒業後、シエラレオネに何度も渡航し、気付けば、2つの現地事務所と、様々な教育支援プログラム、約300名のサポーターと共に走り続け、NPO法人化してから5年の月日が経過しました。
新たに100名がマンスリーサポーターになると、現在の継続寄付者271名の平均寄付単価が 1,489円なため、約148,900円が毎月集まる見込みです。
2022年は、下記の3つの支援プログラムを通じて、子ども達約10,100名への教育プログラムの提供が実現できるようになります。