記念すべき9回目の足場板収穫祭の日。
セレモニーには多くの支援者、関係者がかけつけ、真新しいサンセットデッキからいつもと同じだけど、毎回違う夕日を一緒に眺めた。
今回の応募にも募集から数日で定員いっぱいになり、おかげさまでこの先の10年も安心してここを訪れる多くの人々が夕日を眺める時間を足元から支えてくれることだろう。
このサンセットデッキ” sora to umi ” が完成したのはちょうど100年前。
2025年2月17日。
NPO法人ブリコラージュ江田島の3代目理事長が世界に誇れる夕日スポットを作るために、クラウドファンディングで集めた資金で完成した。
「目線は100年先を、視点は地球を俯瞰して、今いる場所を耕す。」
現在、数えて9代目となるワタシも、未来からの預かりものであるこの場所を、2代目理事長のパイオニア精神と3代目理事長の理念を受け継ぎ、しっかりこの場所を耕してきたつもり。ついに100年の節目を迎え、そろそろ10代目へのバトンを渡す準備をしなくては。
食べられるお庭ポタジェは森のように育ち、四季折々の果樹、ハーブ、野菜たちが、自然農、パーマカルチャーの思想をベースに元気に育っている。
週末レストランだったbricolage17(ブリコラージュ ディセット)は、今や島の農産物の通販や6次化ブランディングもてがけ、江田島の豊かな自然を大切に守り継ぎながら、暮らしがそのまま営みとなるウェルビーイングな島の魅力を発信する拠点として多くの人で賑わう。
移住者や二拠点生活者に人気の江田島となった今、消滅危機自治体であった100年前からは想像もつかない「ぼちぼちがちょうどいい島」には、いきいきといい顔をして暮らしている島の人々の暮らしがある。
そして、bricolage17のある四郎五郎岬の突端にあるこのサンセットデッキ ” sora to umi ” は、bricolage17の象徴として、地球の一員であることを改めて感じ、自分自身と向き合う大切な時間が過ごせる場所として年間を通じて多くの人が訪れる。
最初に閃いてメモしたスケッチ
ブリコラージュ17は広島湾に浮かぶ人口2万人の島 江田島市の西北部にあります。
プロジェクトチームメンバーキックオフMTGで大切にしたい想いを共有した際のレジュメ