リトルワールド「ネパール 仏教寺院」の危機、修復し未来へつなぎたい

READYFOR 伝統・歴史 地域・街づくり
このクラファンをシェアする

ネパール 仏教寺院

 

ネパール 仏教寺院

愛知県犬山市の野外民族博物館リトルワールドは、世界のさまざまな民族の文化・くらしぶりを紹介することを通じ、楽しみながら異文化理解や国際理解を深める場として1983年に開館し、今年で40周年を迎えました。

 

野外展示場に並ぶ世界23ヵ国32の伝統的建築物は、どれも現地から移築または形状を忠実に復元したものであり、日本・世界でも類を見ない展示規模です。

その中の一つ「ネパール 仏教寺院」は、実際に現地の大工・絵師を招き、可能な限り現地の工法を用いて建てられた、貴重な建築物です。

 

しかし現在約40年近くの時間を経て老朽化が進んでおり、特に外壁・外装の損傷が激しい状態です。もし今後、豪雨が襲うことがあれば、寺院内部の貴重なご本尊や仏画は、甚大な漏水被害を免れることはできません。

そこでこの度、傷みきったお寺の躯体外装を全面的に修復するプロジェクトを立ち上げました。総工費は約1220万円が見込まれており、その全額が当館の負担となります。私たちの力だけでの修復は困難な状況のため、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

このプロジェクトを通して、チベット仏教の世界観そのものを後世に繋げ、異文化への関心を深めていただくことができれば、当館としても大変うれしく思います。あたたかいご支援を、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

https://readyfor.jp/projects/littleworld2023