このプロジェクトについて
国登録の有形文化財を改修して誕生したシネマネコは、手すりのない階段が3段のエントランスです。ご高齢の方や車椅子の方にも手軽に利用できる映画館を目指すべく、バリアフリー化の改修工事費用のクラウドファンディングを実施します。
シネマネコについて
東京郊外・青梅市に位置するシネマネコは、2021年6月に誕生したばかりの映画館です。みずいろの外壁が目を引くこの建物は、映画館としては東京で唯一の木造平屋づくり。築80年を超える建築物が、人と映画と文化を紡ぐ場所として生まれ変わりました。
まずは、この街に映画館を作った経緯からご紹介させてください。
シネマネコを運営する株式会社チャスは、青梅市内で飲食店を経営しています。お客様との関わりの中で、自然と話に上がっていたのが「映画館」に関するもの。「50年前、3館もの映画館があった青梅は映画の街だった。」「映画看板はあるのに、映画館はなくてさみしい。」そんな常連のお客様からの要望がシネマネコ創設の原点です。
2021年2月に実施したクラウドファンディングでは、目標金額の500万円を大きく上回り、総額5,463,800円のご支援を頂きました。多くの方々のおかげで晴れてシネマネコをオープンすることができたのです。この街が本来持っている文化的価値をたくさんの人が認識していること、そして映画館の復活を待ち臨んでいることを知るきっかけとなりました。