部活動を頑張る子どもたちにみんなで着られるユニフォームを届けたい

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PenX

はじめまして、PenXと申します。

私たちは「挑戦の意志がある者に平等な機会を」「ファンとの新たなコミュニケーションの場を」という二つのミッションの実現を目指し、2021年9月に慶應義塾大学大学院 経営管理研究科に所属する5人で発足したNPO法人です。(2022年3月東京都より認証)

二つのミッションを実現するために、私たちは寄付金+行動という新しい形のチャリティーを作るべく日々精進しております。

日本はチャリティー後進国と呼ばれておりますが、裏を返せば伸びしろが十分にあると捉えることができます。

一方で海外に目を転じると、個人の寄付金が日本よりも多いことに加え、ボランティアという行動という形においてもチャリティーに参加しようという人が多く見受けられます。

従来のお金による寄付だけではなく、様々な立場の人が自分のできる貢献の仕方で参加できる、お金と行動の両輪によるチャリティーが私たちの目指す新しい形です。

具体的な活動として、2022年4月現在までに4名のプロスポーツ選手から不要になったグッズをいただき、チャリティーオークションを開催いたしました。

【活動実績】

2021年12月 渡邊佳明選手(野球・東北楽天ゴールデンイーグルス)

2022年3月 盛田剛平選手(サッカー・元浦和レッズ)

2022年3月 辻雄康選手(ラグビー・東京サントリーサンゴリアス)

2022年4月 松坂大輔選手(野球・元埼玉西武ライオンズ)

※ご本人様より、お名前・お写真掲載につき許諾を得られております。

 

PenX

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

現在、日本では7人に1人の子どもが相対的貧困の状態にあります。

相対的貧困とは、その国の等価可処分所得の中央値の半分に満たない世帯のことを指します。

このような状況下にある子どもたちは、経済的困窮を背景に教育や体験の機会に乏しく、地域や社会から孤立し、様々な面で不利な状況に置かれてしまう傾向にあります。

また、このような格差には地域差があり、格差自体も以前と比べて拡大しています。

子どもの部活動に目を向けると、近年では金銭的に余裕のない家庭が部活動に参加できない現状があります。

ある公立中学のサッカー部では部費に加え、ユニフォームやそろいのジャージ、ソックスなど、計約6万円の費用がかかったという事例もあります。

経済的に苦しい家庭ではこれらの出費が重くのしかかり、本来は誰もが参加できるはずの公立校の部活動ですら諦めざるをえない状況が生まれています。

このような現状を少しでも改善すべく、PenXは相対的貧困の生徒が多い学校に対してユニフォーム・チームジャージを送ります。

これにより、スポーツを制約なく行える環境を作り、子どもたちが部活で仲間と共通の思い出を作る機会を提供します。

 

PenX

 

▼プロジェクトの内容

このプロジェクトでは、集めた支援金を元にPenXでデザインしたユニフォームもしくはチームジャージを制作し、応募のあった学校に送ります。

具体的には、30枚のユニフォームを1校に送ることを想定して、目標金額の35万円を設定しております。

また、支援額によって、ユニフォームのデザインや寄付先の学校の選定に参加することができます。

部の全員が同じユニフォームを着られるようになることで、貧困状態にある子どもたちも仲間と共通の経験を引け目なく得られるようになります。

【プロジェクトの流れ】

  1.  ユニフォームを希望する学校をPenX公式ウェブサイトで募集
  2.  支援額2,000円を1票として、支援先となる学校を支援者様の投票で決定
  3.  支援額50,000円以上の支援者様とユニフォームのデザインを共同制作
  4.  ユニフォームのデザインを支援額4,000円以上の支援者様の投票で決定
  5.  ユニフォームを学校に発送
  6.  支援額10,000円以上の支援者様にユニフォームを1枚プレゼント

※各投票はオンライン上で実施いたします。

※各投票権はプロジェクト開始後メールにてお送りいたします。

 

▼さいごに

学生時代の一番の思い出は?と聞かれて、部活動を思い浮かべる人は少なくないのではないでしょうか。

昨今では批判的な意見を聞くことも増えましたが、私たちはそれでも一つの物事に真剣に打ち込み、仲間とともに切磋琢磨できるかけがえのない機会を絶やしたくはないと考えています。

このプロジェクトを通して、支援者の皆様と共に、全ての子どもたちが胸を張って部活動に参加できる世界を作ることができたらと思います。

皆様のあたたかいご支援をどうかよろしくお願い致します。

 

掲載サイト:https://readyfor.jp/projects/91040